痛む腰をかばいながら今日も仕事を終え帰宅した左衛門佐。
ふと水槽を見ると・・・。
いつもはタコツボの主になっているマハタちゃんがタコツボから出て泳いでいた。
ウロウロと水槽の中を泳ぎ回っている。
・・・餌を探しているようだ。
水槽の中をよく見てみるが昨日入れておいたドンコ(チチブ)がもういない。
左衛門佐と目が合うと、そのままじ~っとこっちを見ている。
そしてボッ!と口を開けた。
どうやら怒っているようだ。
俺の餌はどうなってんだ?とでも言いたげだ。
腰が痛くて餌も捕りに行けなかったので
クロダイ用のヤドカリを捕獲するために設置してある
カニマンションなどのトラップに入ったドンコや小エビを与えて急場をしのいでいたのだが
どうやら万策尽きたようだ。
・・・。
捕りに行ってくるか・・・。
腰の状態も少しぐらいなら動けるぐらいにはなってきたので
痛む腰を気にしながら胴長を着て強風吹きすさぶ浜へ行く。
うっぎゃあああああ!!!!!
寒みーーーーーーーーーー!!!!!!!!
あひあ!!
あひあひあいあいあいあ!!!!!!
とりあえず腰をかばいながらタモをいれるが・・・。
力が入らないせいか全然捕れん。
あかん、寒さで早くも気が遠くなってきた。
これはどこぞの強力な魔導士が冷却呪文を唱えているに違いない。
ファルスコバ キルエムオー ライドザライ ファムファタラ フォ・ビドー
い、いかん。
呪文の詠唱まで聞こえてきた・・・。
空耳か?
10分も持たずにギブアップ。
数匹捕ったところで撤収。
もう無理ポ。
でもこんな短い時間なのに網には数匹の小さなイシガレイの稚魚が入った。
絶対数の減少が言われて久しい浜名湖のカレイだが、
命の営みは絶えることなく今年も無事産卵が終わったようだ。
無事大きくなってまたどこかの釣り人を楽しませてくれることを願おう。
命からがら家に戻り、
水槽に小ハゼを投入すると凄い勢いでバク!バク!!バクッ!!!
と3匹連続で食べた。
やはりかなり腹を空かせていたようだ。
すまんのう・・・。
満足したのか、根城のタコツボに入っていった。
この様子だと今日のうちに全部食べ尽くしちゃいそうだな。
明日、もう一度餌捕りに行くか。。。
底が汚れてきたから水替えもしてやらないとな。
念のためカニマンションも見に行ってみると、
餌になりそうなものは何も入っていなかったが、
その代わりにちょっと面白い魚が入っていた。
カエルアンコウの幼魚。
この近辺だと産卵期は冬で、
浜名湖ではこの時期にこうした小さな個体が良く見られる。
泳ぎが苦手な代わりにエスカと呼ばれる釣り竿みたいな疑似餌装置を持ち、
いざとなったらこれで小魚を寄せて捕食する変わった魚。
言わば魚を釣る魚といったところ。
この魚はカラーバリエーションが豊富で、
レッド系、イエロー系、オレンジ系、ブラウン系、ブラック系など、
個体によって様々。
この個体はイエロー系だね。
飼育は簡単なので水槽で飼っても面白い。
泳がない魚なので小さな水槽でも十分飼えるからね。
それにしても凄い風だな・・・。
水曜日、ちょっとだけ船出したいけど・・・行けるかな?



