懸命な読者さんは更新が滞っている時点で、

 

「コイツ、またボ〇ズ食らいまっくてるな。」

 

と予想されていたことだろうと思うが、

全くその通り今週の左衛門佐はボ〇ズを食らいまくっていた。

なので特に日記に書くようなことも何も無いのだが

一応このブログは後で読み返したときにいつ、

どうやって釣れたかを知る釣果記録にもなっているので

今週の敗北の日々を綴ってみたい。

 

まず水曜日。

午後イチで1時間勝負に出撃した左衛門佐。

しかし2回ほどエソ丸出しのアタリがあっただけで

ただの一度もアワセを食らわすことなく終了。

 

帰り道で船を走らせながら考える。

ここ最近、全く釣果が上がらないのは

何か違うコトやってるんだろうなぁ。。。

 

・・・いや、正確には違うトコかな。。。

1番ミオに拘りすぎなのか。。。

 

 

 

明けて木曜日。

仕事を早めに終わらせた左衛門佐は1番ミオに向けて船を走らせる。

しかし今日は釣れなければ早めに1番ミオを見切り、

魚を探しにいく予定。

とりあえず2時間は釣りをするつもりである。

 

あまり間を空けず釣りに出ているのは時期が時期だけに、

いつ何時大量のヒラメが指してきて大釣れするか分からないからだ。

できればそのXデーには自分は竿を出していたい。

 

しかし・・・今日も何度かエソ丸出しのアタリがあっただけで

ゴンッ!!というヒラメ特有のアタリは無い。

残念だが1番ミオは見切って3番ミオへ移動。

だがここでも何も起こらない。

 

近くを流していた船がタモを使った。

・・・・・・。

ここ数日、左衛門佐をイラ立たせている原因はここにある。

そう。

じつはここ最近、左衛門佐には釣れないのに他の船には魚が掛かっているのだ。

昨日もそう。

近くで流していた船が何隻かヒラメを取り込んでいるのを目撃したのに

左衛門佐には何も無かった。

 

魚影が濃い薄いは本当のところわからないが、

それでも確実に口を使う魚がいるはずなのに

上手く食わせることができない。

 

昨日も今日も潮のパワーは弱いものの、

底潮はそこそこ効いており、潮色もいい。

どうみても釣れる潮なのだが・・・自分に釣れない理由がさっぱり解らない。

 

・・・いや、認めたくないが理由ははっきりしている。

魚釣りにおいて周りの人には釣れているのに自分だけが釣れない理由はたった一つ。

 

自分が下手なだけだ。

それ以外には無い。

 

道具なのか仕掛けなのか餌なのか流し方なのか場所なのか。。。

何かが違っているから釣れないのだ。

 

近くの船でまた魚が掛かった。

「デカイ!デカイ!!」

遠くまで響く大きな声で叫んでいる。

最初は青物かと思ったが真下に竿先が突っ込んでいる。

断続的なドラグ音からしてヒラメのようだ。

・・・確かにデカそうだ。

タモに収まったヒラメは遠目から見てもロクマルはありそうだった。

移動。

 

3番鉄橋南を2~5番筋まで流してみる。

何も無い。

鉄橋北・競艇場横へ移動。

 

・・・昔はここが主戦場だったんだけどな・・・。

左衛門佐は別に3番ミオでの釣りが苦手なワケではない。

ここで数多くのヒラメやマゴチを仕留めた記憶が蘇る。

しかし、その記憶は全てかなり古いものばかりだ。

 

最初の流しで、何故ここに来なくなったのかを思い出した。

ここは底が引っかかるので1号の重りに落としたにもかかわらず、

根掛かりこそしないものの、頻繁に底に掛かる。

2流し目、重りを0.5号にまで落とす。

しかしあまり状況は変わらない。

イライラして途中でヤメ。

やっぱ俺、ここ好きじゃない。

 

もう一度鉄橋南に下り、

3~3番筋を流してみるが何も無い。。。

 

・・・・・・。

もう一度1番ミオまで戻るか。。。

 

マジで釣れない。

 

「俺って、こんなにも下手だったのかなぁ。。。」

 

思わず愚痴がこぼれる。

全ての自信を失ってしまった。

もう何も釣れる気がしない。

実際エソすら釣れないのだが。。。

 

1番ミオへ戻る途中でちょっと寄り道。

竿を出してみる。

しかし、ここで竿を出す意味はほとんど無い。

ここは釣れたとしても交通事故みたいなもので、

狙って高確率で釣れる場所でも1日で10枚狙える場所でもない。

ただのラッキー狙いだからだ。

魚の居場所を調査するのが狙いの今日の釣りで

ここで竿を出すこと自体がどうかしてる。

それでも打ちひしがれた左衛門佐はここで竿を出すことを選んだ。

 

ボーっとしながら流していたその時、

 

「ゴンッ!!」

 

と120%エソではない衝撃があった。

 

・・・何か食ったぞ。

 

もう自分の腕も何も信じられないのでいきなりガツン!!といってみる。

弧を描くA-ブリッツ。

何か掛かったが・・・軽い。

でもそこそこ鋭く引く。

頭振ってるな。

ヒラメ・・・じゃないのか??

 

軽いがそれでも慎重に巻き上げるとボンヤリとシルエットが見えてきた。

・・・・・・細い。長い。。。

 

ウソ!!

エソ!!!!

もしかしてエソなの!!!!!!

ああああいああああいあああいやいや嫌嫌嫌あああああああああああああああ!!!!!!

 

完全に取り乱した左衛門佐の目に、

大きくて平たい頭が飛び込んできた。

 

あぁ、良かった。。。

マゴチだ。

 

なんとかボ〇ズだけは回避。。。

 

この日の1本。マゴチ45cm。

 

デカくないけど心底嬉しい1本だ。

本当に苦しいとき、いつもこの魚が助けてくれる気がするな。

だからやっぱり左衛門佐はマゴチが大好きだ。

 

しかし・・・調査的な観点からすると残念だがこの魚からは何らヒントは得られない。

1番ミオに戻り、もう一度希望のラインを流してみるが。。。

 

最後の最後、諦め悪く1番ミオの鉄橋ギリギリを流していたら

 

「ゴツッ・・・。」

 

と何かが食った。

 

どうせエソだろう。

ガツン!!といくと案の定すぐに浮いてきた。

しかし・・・魚じゃない??

 

何だ、ゴミか。。。

牡蠣殻と思ってブッコ抜くと何やらピチピチ。

??

 

見てみると・・・これはもしや・・・。

ハタか??

 

最後に食ってきたのはハタの子供だった。

まさかのオオモンハタ。

 

なんとまさかのオオモンハタ。

 

この日はこれで終わり。

撤収。

帰港。

 

ふぅ。。。

マジで凹んだな。。。。。。。

 

自分の下手さ加減を嫌というほど思い知った1日だった。。。

 

それでもやっぱり船は出そう。

ノリさんのキープ・キャスティングじゃないけれど、

仕掛けが水の中になければ、絶対に魚が釣れることは無いのだから。。。

 

 

 

そして金曜日。

 

左衛門は怒りに震えていた。。

炎の如く怒りにプルプル震えていた。

プルプル震えるあまり、耳の奥が痒くなっていた。

 

左衛門佐が怒りに震えている理由はただ釣れないことが原因では無かった。

自分にはまったく釣れないのに、

他の船の釣り人にはボコスコのタコスコに釣れているという事実が許せなかった。

他の釣り人がタコ釣れの中、自分一人だけが釣れない・・・。

こんな屈辱があるだろうか。。。

 

「ムッキー!!ムキムキムッキー!!!!!!!!!!!!!!」

 

仕事から帰るなりメシも食わず船に飛び乗りスロットル全開!!!!!!

 

「ムッキー!!ムキムキムッキー!!!!!!ムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキ

ムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキムキム

 

スロットルを破壊せんが如く握りしめ、浜名湖を爆走する左衛門佐!!

もう絶対に許さん!!!!!

釣ったる!!

今日こそは絶対にヒラメ釣ったる!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(どうせまた廃人になって帰ってくんだろ・・・)

 

「ムッキー!!」

 

ポイントに着くなり虎の子のキスを放り込む左衛門佐!!

さあ、こい!!!!!!!!!!!

 

しかし・・・。

一流し目、何も起こらない。

 

「・・・ムキ? 」

 

「ムッキー!!!!!」

 

再度潮上へ爆走する左衛門佐。

さあ、今度こそこい!!!!!!!!!!!

 

・・・・・・・。

 

 

 

そして1時間後。

 

そこには既に廃人と化した左衛門佐がいた。

(ほら、やっぱりねwww)

 

・・・・・・・・。

わかった。。。

 

浜名湖、お前の勝ちだ。

だからせめて1枚、ヒラメの姿を・・・。

 

 

そしてさらに1時間後・・・。

そこには真っ白な灰と化した左衛門佐がいた。

 

真っ白な灰は強さを増した遠州のからっ風に吹かれ、

湖上に散っていった・・・。

 

 

そして今日、土曜日。

仕事から帰ってきた左衛門佐は嫁さんに、

 

「浜にキス釣りに行こうか。」

 

嫁さんを誘い、浜へキスを釣りに行くことにした。

もはや今の左衛門佐にヒラメに立ち向かう気力は無い。。。

 

二人で釣り始めるとプルプルというキス特有のアタリはあるのだが

なかなか針に掛からない。

 

それでも嫁さんはキス3匹、ハゼ1匹をGET。

左衛門佐はキス2匹だけ。

 

すると嫁さんが、

 

「とうちゃん、わたしもヒラメやりたい。」

 

「!!」

 

多分釣れんと思うよ・・・。

いや、でも待てよ?

嫁さんは左衛門佐より喰わせるのが上手だから

もしかしたら嫁さんになら釣れるかも。

 

というわけで急遽流し出撃決定。

釣ったキスを持って桟橋へ行くと・・・。

おや、名人がいる。

 

「おい、ハゼあるよ。」

 

マジか!!

どこで釣ってきたのかわからんが20匹以上の援軍がきた。

これで餌の心配は無いな。

 

お礼にワタリガニかイセエビでも用意してあげるかな~なんて思いながら

準備の出来た嫁さんと桟橋を歩いていると・・・。

ちょうど例の桟橋の前に別荘持ってるお兄ちゃんがお連れさんと帰港してきた。

 

「どうだった?」

 

「ワラサ。結構数いるっぽいよ。」

 

ふと見ると70近いワラサ。

バケツに頭を突っ込んであった。

 

グゲ~~~~。

マジか。。。

青物は厄介だな。

 

でも今日はハゼ餌なので青物に邪魔されることはなかろうと出撃。

15時をとっくに過ぎているのでかなり日は傾いている。

残された時間は短い。

 

さあ、ゆけ!!

嫁よ!!

お前の腕なら釣れるはず!!

 

しかし・・・。

何も起こらない。

持ってる女の嫁さんでもダメなのか??

 

何回か流し直したとき、

投入直後の左衛門佐にコンコンコーン!!ときた。

・・・どう見ても底物のアタリではない。。。

 

いや、これ絶対に青物っしょ!!

フォール中とはいえ、ハゼにも食ってくんのかよ!!

 

ハゼに食ってきたツバス。45cm。

 

ダメだこりゃ。

3番ミオへ移動!!

 

今度こそ来い!!!!!!

 

しかし・・・・・・・。

結局今日も何も起きなかった。。。

嫁さんの腕をもってしてもダメだった。

 

釣れる浜名湖でまさかのヒラメボ〇ズ4連チャン。。。

 

もうダメだ。。。

これが左衛門佐の実力だったのだ。

 

何もかも終わりだ。

もはや完全に自信を無くしてしまった・・・。