昨日の夕方のこと。

いつものように桟橋に立つ左衛門佐は悩んでいた。

 

浜名湖は前日の豪雨の影響でドチャ濁りのゴミだらけ。

とてもまともに釣りができる状況ではない。

しかし先日新しいメタルジグを手に入れた嫁さんはすっかりその気になり、

左衛門佐の休みに合わせて有給を取ってしまった。

水曜日(今日)は嫁さんの接待釣行になるのが確定してしまったので

できれば状況だけでも確認しておきたかったのだが・・・。

しかし余りの潮色の悪さと浮きゴミの多さに出撃を断念。

今日の朝ぶっつけで挑むことにしたのであった。

 

さて、今日もいつものようにエアちゃん、むったん、まーちゃんのオールレンジ攻撃を受け、

朝5時に叩き起こされた左衛門佐。

ベッドの中でむったんを撫でながら6時まで布団の中で頑張っているとどうやら嫁さんが起きた気配。

左衛門佐も起きて可愛いにゃんこ達にご飯をあげ、

いそいそと準備をする。

 

今日は流石に底物は厳しいだろう。

下げのどちゃ濁りを嫌ってヒラメたちは既に退避してしまったに違いない。

荷物を持って桟橋に行くと意外にも潮色は悪くなかった。

浮きゴミだらけだけど。

・・・これ、青物なら釣れるんじゃね?

 

7時を大きく回った頃、上げ潮になったのを確認して出撃。

嫁さんは新しいジグを付けたタックルを手にして上機嫌。

 

「今日はワカシ、釣れるかな?」

 

「ボイル、起きるといいねぇ。」

 

1番ミオに到着。

辺りを見回すがバホる気配は・・・無い。

小魚、ベイトはいる雰囲気なんだけど。

 

早速メタルジグを投げたがる嫁さんを制し、

 

「とりあえずまず平たいの、いるかいないかちょっとやってみようか。」

 

全く反応が無いようなら今日はメタルジグ投げまくりだな。

そう思いながら投入。

すると、いきなり嫁さんが、

 

「あ!!きた!!」

 

おいおい、いきなり入れパクか?

マジで??

 

しかしこれは不発。

すっぽ抜けてしまった。

入れ直すとすぐにまた嫁さん。

しかしまたすっぽ抜け。

??

やっぱりワカシなのかな?

 

少しラインを変えて入れ直すと今度は左衛門佐にゴン!!ときた。

このアタリは絶対ヒラメだろう。

いるじゃん!!ヒラメ。

 

おりゃ!!といくと竿が弧を描く。

小さそうだがやはりヒラメだ。

浮いてきたのは40そこそこ。

 

左衛門佐の1枚目。ヒラメ40cm。

 

あちゃ~、今日はまさかヒラメ釣れるなんて思いもしなかったからアジ20匹ちょいぐらいしか持ってこなかったよ。

ワカシに盗られるようなら餌足りなくなっちゃうかも。

でもとりあえずボ〇ズは回避したぜ!!

 

船を入れ直そうと仕掛けを回収中に嫁さんの仕掛けに何か食いついた。

上げてみるとやっぱりコイツ。

 

嫁さんの1匹目。エソ?cm。

 

あ~、また貴重なアジがぁ~。

おのれエソめ。

 

船を入れ直すとまたすぐに今度は左衛門佐にゴン。

これはヒラメでしょ~とガツン!!といくと竿満月。

おっ、これはいいんでね?

セオリー通りにドラグを3ノッチ緩めておく。

 

「タモ、いりそう?」

 

「これは100%いりそうだね。そこそこデカそうだよ。もしかしたらロクマルかも。」

 

しかし、まだ魚が掛かった位置からさほど動いていないというのに竿が・・・?。

そしてドラグが滑り出す。

??根掛かり??

いや、絶対魚のはずだ。

 

念のためドラグをもう2ノッチ緩める。

・・・重い。

ドラグが滑って巻けない。

でも絶対に締めない。

 

ゆ~っくりポンピングしながら寄せに掛かる。

おっ、ゴンゴンやりだした。

頭の振り幅スゴイ。

これはエイじゃないね。

ヒラメだ。

これは・・・絶対にデカイ。

ってか、重くて底が切れねぇ。。。

 

ヒラメは底に張り付いたまま浮いてくる気配が無い。

マジでめっちゃ重いぞ、コイツ。

 

「かあちゃん、もしかしたらこれロクマルどころかナナマルかも。マジでデカイよ。」

 

左衛門佐が「デカイ。」という言葉を使うことは滅多やたらには無いので嫁さんにも緊張が走る。

 

長期戦になることを覚悟して少しずつゆっくり浮かせていく。

ハリスは信頼のフロロ3.5号だ。

推定2m25kgのハンマーヘッドを仕留めたこのハリスなら何かアクシデントが無い限り切れることはない。

 

ゆっくり流れる船に合わせながら格闘すること数分。

タモを手に緊張した面持ちの嫁さんが見守る中、ついに”ゆらり”とそのヒラメが姿を現した。

 

「・・・大きい!!」

 

嫁さんが思わず声を上げる。

やはり・・・な、ナナマルだ。

しかしこれは・・・嫁さんには荷が重いか。

 

「とうちゃんが掬うね。」

 

嫁さんからタモを受け取り、ランディングに備える。

今のところ暴れる気配は無さそうだが・・・。

気配を悟られないうちに仕留めてしまいたい。

 

ヒラメを回そうかと思ったが掬えそうな感じなので少し離れた位置から船の方に滑らせ、

頭からそっとネットイン。

捕った!!

その瞬間、我に返ったヒラメは大暴れ!!

スゴイ勢いでタモごと水中に引きずり込まれる。

しかしもう時既に遅し、俺の勝ちだ。

 

左衛門佐の2枚目。ヒラメ71cm。

 

よっしゃ!!今シーズン2枚目のナナマルだ!!

久しぶりのやってやった感に思わずガッツポーズ。

 

ここんとこ嫁さんにやられてばっかりだったからな~。

いくら持ってる女の嫁さんでも流石に今日のコイツは抜けんでしょ。

 

すると嫁さんがぶーたれだした。

いかん、今日は嫁さんの接待釣行だった。

 

「次はきっとかあちゃんの番だよ。」

 

すると船を入れ直してすぐに嫁さんにゴン。

さすが空気の読める浜名湖さん、流石です。

 

嫁さんの1枚目。ヒラメ38cm。

 

チビだったがとりあえずボ〇ズを回避して気を良くする嫁さん。

そしてすかさずおりゃ~!!と2枚目を釣り上げる。

またも同じサイズ。

 

嫁さんの2枚目。ヒラメ38cm。

 

今日はデカイの以外は浜名湖サイズばっかりだねぇ。。。

 

次は左衛門佐。

でも何か変。

あ~、これもしかして・・・。

 

ほら、やっぱりね。

 

ワカシいるじゃん!!

サイズ、また一回り大きくなったね。

 

ここで左衛門佐は流し中断。

メタルジグをキャストしてみる。

潮の湧いているところを中心にキャストしてみるが・・・反応は無い。

嫁さんの流しにも反応は無いようだ。

 

それにしても暑い。

暑すぎる。

逃げ場の無い船の上はまるで地獄のようだ。

いくらなんでももう少し風がほしい。

 

「気分転換に3番ミオ行ってみようか。」

 

流し始めるとすぐに嫁さんにゴン。

チビが釣れてきた。

 

嫁さんの3枚目。ヒラメ31cm。

 

左衛門佐にはワカシ。

掛かったワカシの後ろにたくさんの群れが着いてくる。

これを見た嫁さんは流し止め。

いきなりメタルジグをキャストしだした。

 

しかしジグには無反応のよう。

なんでかな?

 

その間に左衛門佐はワカシとヒラメを交互に釣り上げてゆく。

 

左衛門佐の3枚目。ヒラメ39cm。

 

左衛門佐の4枚目。ヒラメ38cm。

 

ほんっと、今日はこのサイズばかりだな。

ってことは何かこのサイズのヒラメにちょうど良い大きさのベイトがいるってことなんだろうな。

 

気付くと餌のアジが残り僅か。

嫁さんは餌でもいいからワカシ釣りたいと流しに戻す。

嫁さんが、

 

「1番ミオの方が釣れる気がする。」

 

というのでわざわざ1番ミオへ戻る。

するとチビだけど本当に釣れた。

 

嫁さんの4枚目。ヒラメ32cm。

 

しかし余りの暑さに集中力が無くなってきた。

 

「じゃあそろそろ3番ミオ流しながら帰ろうか。」

 

最後のアジに望みを託す。

するとガツガツ!!と何か食った。

って、え?

ガツガツ??

 

結局最後はこの子でした~。

 

残念ながら嫁さんはアタらずこれにて終了。

いくらなんでも暑すぎる。

マジで死んじゃうよ。

 

結局二人でヒラメ8枚、ワカシ5本、エソ1本。

 

さすがに今日は底物なんて死んでも釣れんでしょ。と思っていたので上々の出来。

メタルジグでワカシ釣れなかったのがとても残念だったけど。

 

でもきっとこれで梅雨明けだね。

雨も嫌だったけどいざ梅雨明けてみるとこの暑さもやっぱキツイなぁ。。。

 

これからは朝イチか夕マズメしか釣りできないね。

やはり恒例の夕方1時間勝負かな。。。