さて、夕方1時間勝負最終日である。
16時、今日も満を持して桟橋に立つ。
風を見るまでもなく強風。
東風。
「風、強っ!!」
わかっちゃあいるが・・・昨日よりかなり強い。
普通なら流しは無理なレベルだ。
しかし困ったときの一撃必殺、1番ミオ専用・必勝パターンの上げスーパーショートラインは風裏なのでポイントまでたどり着ければなんとかなる。
いざ出撃。
うげ~、船が振れちゃうぐらい風つえーーーー!!!
そういえば昨日の記事、酔っ払いながら半分寝て書いてたので今日読み返してみたらまったくもって意味不明だったな。
そういう今も半分酔っ払ってるけど。
潮をかぶるのは分かっているのでカッパを着てきた。
濡れながらもなんとかポイント到着。
イケスを覗く。
残ってるサバは12~13匹ぐらいか。
サバを付け、期待を込めて投入。
一流し目。
・・・アタらない。
二流し目。
ゴン!!
食った。
やっぱいたな。
今日は一応エンジンを掛けてステイさせ、しっかり送り込んでみる。
テンション張ってるのでまだ咥えてるみたいだ。
ここでバシン!!
はい、抜けました~。
今日もツキは無いらしい。
三、四流し目。
何も無い。
そんなボコスコ食うような状況ではなさそうだ。
五流し目、さっきと同じ場所でゴツン!!
ようやくさっきのサバ飲み込んで次の餌食う気になったかな。
こんどはさかさずアワセてみる。
・・・抜けた・・・。
う~む、昨日と似た状況か~。
離しはしないがまったく掛からんぞ。
次はアウトライン。
するとゴンッ!!という衝撃と共に軽くなった。
あ!!餌盗られた!!
すぐに判った。
回収してみると・・・サバが付いていない。
またかよ~。
一体どんだけツイてないんだ。
とイラ立ちを覚えるが・・・それと同時に何か違和感。
なんだろう、この感じ。
またインサイドに戻って流すとゴツン!!ときた。
エンジンを掛け送り込んでみるが・・・持っていかない。
なんだ??
回収してみると・・・またサバが付いていない。
ここで左衛門佐、ようやく大切なことに気付く。
そうか、そうだったのか・・・。
左衛門佐は魚が咥えた餌を離しちゃったり抜けたりするのを全部ツキが無いだの運が悪いだの、あげくにはハンマーヘッドのせいだの、何かのせいにしてきたが何のことはない。
魚が釣れなかったのはただ単純に左衛門佐がヘタッピなだけだったのだ。
左衛門佐はサバはヒラメの好物だから見つけたらすぐに飛びつくし、食い込みも良いはず。
そう思っていた。
でもそんなこと一体誰が決めた?
ただ、左衛門佐が勝手にそう思い込んでいただけだ。
ヒラメの食いたい餌なんて、そんなもんヒラメに聞かなきゃわかるはずがない。
左衛門佐はヒラメの生態調査をしている関係上、ヒラメのことに関しては誰よりも詳しいのだと思い込んでいる節がある。
時としてその思い込みが間違った方向に進ませる原因になることもあるのだ。
いきなり頭の中が冷静になる。
考えてみると、この状況は昨年ヒイラギの餌を使い始めたときと似ている。
アタリはある。
アタるのだが掛からない・・・。
しかし今回は一つだけ違うことがある。
サバは明らかにヒイラギよりも餌としては格上のはずだ。
にも関わらず、食い込まない・・・というよりヒラメが餌に執着しない理由は?
とりあえず仕掛け変更。
3号ハリスの仕掛けから孫針が大きい3.5号の仕掛けにチェンジ。
インサイドを流してみる。
ゴツンとアタる。
送り込まず間髪いれずにアワセてみる。
・・・抜けた。
掛からない。
今度は真ん中のベストライン。
またゴツゴツッと食う。
今度は船をステイさせず、流れるままに送り込む。
離されても構わないのでずっとテンションを張って餌がどうなっているのかをイメージする。
魚がまだ餌を咥えていることは絶妙に張ったラインテンションが教えてくれている。
ここでガツン!!
・・・やっと掛かった。
もちろん手応えは最高に軽い。
上がってきたのはもちろん園児。
しかし今日は価値のある1枚だ。
そして・・・おや、そういえばこの子でちょうど今年の100枚目だな。

本日の1枚目。そして今年の100枚目。ヒラメ29cm.
最初のキリ番はカワイコちゃんか。
ありがとな。
え~と、今日は5月17日か。
ちょうど予定通りというか予想通りの進捗状況だな。
とりあえず第1目標は達成したので目標を100枚→200枚に上方修正。
この目標も10月の末にはクリアしてしまいたいところ。
そうすれば残り2ヶ月で年間250枚という目標も見えてくる。
おそらく今の左衛門佐にはこの年間250枚という数字が限界点のように思う。
めっちゃ頑張れば達成できるし、途中でカワハギとかに浮気してサボれば達成できないって感じ。
ここ数年、ヒラメをメインターゲットとして追い続けてきたが来年以降はクロダイをメインとすることに決めた。
こんなふうに年中ヒラメだけを追い続けるシーズンも今年で最後なのでぜひ年間250枚という目標を達成してスッキリとチヌ釣り師に転向したい。
さて、とりあえず1枚釣れたので頭の中で仮説を立てながら釣りを続ける。
しばらくするとまたゴツンときた。
流れに任せながらテンションだけに神経を集中し、ここぞというところでガツン!!

本日の2枚目。ヒラメ34cm。
今度は年長さん。
なるほど、ちょっと分かってきたかも。
そして次のヒラメを釣ったとき、左衛門佐の仮説は正しかったことが判明する。
流し直すとまたすぐにゴツン。
テンション張りながらガン!!とアワセて掛ける。
浮いてきたのはもちろんサンマル。
すると、このヒラメが大量の餌を吐き出した。
イワシなのかサバなのかサッパなのか・・・。
やはりな。こいつら、みんな腹いっぱいなんだ。

本日の3枚目。ヒラメ36cm。
今度は小学生。
でも・・・今日は幼稚園児や小学生にとても大切なことを教えられたよ。
要するに海の中は右見ても左見ても美味しい餌だらけ。
確かにサバは魅力的な餌だが、そんなものはいくらでも他に泳いでいるのだ。
ちょっとでも違和感感じたり食べにくいと感じた餌を離すのは当たり前。
道理で餌に執着しないわけだ。
餌のサバが尽きたのでここで終了。
帰路に着く。
魚釣りに運の良し悪しは確かにある。
でも、ここ最近の左衛門佐は釣れる魚をツキが無いとか別の何かのせいにしていただけ。
釣れなかったのは自分が下手だっただけだ。
でもそれが分かっただけでも収穫。
餌が変われば、また釣り方も変わるのだ。
たとえそれがどんなに良い餌だったとしても。
釣りの腕というのは仕掛けや針の打ち方、船の流し方、食わせやアワセるタイミング全て含んでのことなのだ
桟橋に着き、3匹の小さなヒラメたちに1匹ずつお礼を言いながら浜名湖に返す。
また勉強になったな。
ヒラメ道もまだまだ極めることはたくさんありそうだ。