世間はついにGWに突入した。
長い人は10連休。
もちろん左衛門佐にそんな連休などあろうはずは無い。
仕事も忙しいが、愛する嫁さんの下僕である左衛門佐にとっては接待釣行にも忙しい超繁忙期である。
ちなみに嫁さんは9連休である。

「明日キス釣り行きたい。」

その一言で決定。

よほど疲れが溜まっていたのか、20時には寝落ちしてしまった嫁さん。
結局、翌朝朝7時まで起きることはなかった。
夜中の1時までにゃんこ達の遊び相手をしていた左衛門佐は疲労困憊だが、いつものようにエアちゃんに叩き起こされ、朝6時に起床。
釣りの準備をする。

今日のメインはキス釣りである。
今回は餌の青イソメは購入してよいとの許可が出ているので(嫁さん自身がキス釣りしたいから)既にイソメは購入済みである。
しかし、サビキで小アジや小サバ、イワシが釣れるかもしれないのでサビキ用のタックルと冷凍のアミエビも持っていく。

もしかしてコウイカが釣れるかもしれないからエギングタックルも持っていく。
万が一、イワシが釣れてしまったときのために流し用のタックルも持っていく。

無節操なほどに船にあれやこれやと積み込んで朝8時、いざ出撃。
さあ、キスはいずこに。

まずはクロダイ名人やヒラメハンターのお兄ちゃんお勧めの場所に向かう。
3番鉄橋南には多くの流し釣りの船。
おぉ、みんなやってるねぇ。
釣れてるのかな?

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ポイントに到着。
とりあえず邪魔にならない場所にアンカーを打ち、釣りを開始する。
すると、すぐに1隻の船が近づいてきた。
あれは・・・タイ釣り名人の船じゃないか!!

「キス釣れた?」

と聞くと、

「ここにゃネズミ(コチ)しかおらん。」

とか言いながらイケスから3匹のキスを出してくれた。

「死んだキスじゃ食わんか?」

と言って針を飲んで死んでしまったキスをもう1匹。

やった、とりあえずキスGET!!
礼を言って自分達もキス釣りを始める。

するとすぐにアタリ。
しかし上げてみるとやはりメゴチ。
名人の言うとおりやっぱメゴチだらけなのかな。

ここからはメゴチ連発!!

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嫁さんには太郎!!
無駄にデカイ!!

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あが~、こりゃダメか~と思ったそのとき、
カンカンカン!!
という金属的な小気味良いアタリ!!
やった!!キスGET!!

キスを弱らせたくないので写真も撮らずに速攻で針を外す。
よっさ、このペースでいくぜ!!

するとすぐにまたすぐアタリ!!
しかも凄い引き。
何が掛かったのかと思ったらデカキス。
でも、うげ~針飲まれた~。

無理に外そうとせず、すぐにハリスを切る。
こうしておくと次の日ぐらいまでは活きていることもある。
とにかく活き餌として使うまで活きてさえいてくれればいい。

しかし・・・ここからはまたメゴチのオンパレード。
しかも接待釣行なのに嫁さんにはメゴチすら釣れない。
う~む、これはいかがなものか・・・。

今日は小潮。
思った以上に潮が緩慢で動きが無い。
そして潮止まり。

嫁さんが洗濯物を干したいと言うのでここで一旦家に戻る。

すると隣家の名人が洗車中。
奥さんもいる。
おい、洗車する元気あるならキス釣り行けよ。

奥さんが、

「コーヒーでもどう?」

と言うので有難く夫婦でいただく。
なんだかんだと話しながら、

「さっさとキス釣ってこないともうマグロもカツオも持ってこないからな!!」

と脅しをいれて再度出撃。
船に戻り、イケスを覗くと・・・。
あちゃ~、さっき釣ったキスか、名人にもらったのかわからないがキスが2~3匹ひっくり返ってる。
こりゃいかん。
急遽、この死にかけのキスを使って流しを少しだけやることに。
貴重なキスだ。
完全に死んでしまう前に使ってしまいたい。

しかし嫁さんは2本針仕掛けが嫌なので1本針でサイマキかメゴチで流すと言い出した。
はいはい、好きにしてください。
でもその餌なら嫁さんの大好きなマゴチ、釣れるかもな。

こんなぬるい潮のときはもちろん1番ミオの例のポイントしかない。
こんな条件のときこそ底潮の動きが一番重要だからだ。
ポイントに着くが・・・。
あれ?
これホントに潮動いてんの??
と言いたくなるぐらい緩慢な潮。
はっきり言って釣れる気まったくしませーーーん。

しかし・・・。
何故だかサイマキを使っていたいきなり嫁さんの竿にアタリ。
ウソだろ?
本当に魚か?

どうせ底だろ?と思って見ていたのだが大きくアワセを食らわした次の瞬間、一瞬だけ大きく竿が曲がりそして弾かれたように戻った。

「あれ~?違ったかなぁ??」

なんて言ってる嫁さん。
上げてみるとサイマキいません。

・・・。
嫁さんをガッカリさせないように、

「今のは底だったかもね~。」

なんて返答しておいたが今のは100%魚。
1本針なので少しアワセを食らわすのが早かったようだ。

こんなぬるい潮でも食うのか?

「もう一度サイマキ使う?」

という問いに

「ううん、今度はメゴチでやってみる。」

との返答。

「よくアタったなぁ。とうちゃんまったく釣れる気せんよ。」

なんて言った次の瞬間、ゴツン!!ガツ・・ガツ!!と来た。

・・・。
食った・・・よなぁ。
どう見ても。

しかし・・・。
このアタリからして小さそう。
多分園児。

潮がぬるすぎるせいで船が動かないのでいくらでも送り込んでいられるが逆に掛かる気もしない。
それに食った魚が小さいと判っているのに飲まれるのも嫌なので適当なところでガツン!!

おや?
掛かったぞ。
でも引きは弱い。
浮いてきたヒラメは予想通りサンマル。

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左衛門佐の1枚目。ヒラメ32cm。

ちっちゃ!!www
まあ、でもよく掛かってくれたな。
おかげでボ○ズを免れたよ、ありがとな。
針は飲まれていなかったのでリリース可能。
でもリリースは桟橋に戻ってから。

再度船を入れなおすが・・・全然船が動かん。
潮が効いてないにもほどがある。

「こりゃダメだ、かあちゃん。釣りにならんよ。」

仕方ないので船外機を掛けて引っ張るができるなら二人でこれはやりたくない。
流し直すとなんか変。
コツコツいつまでもやってる。
上げてみると・・・やっぱり太郎の仕業。

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貴重なキスを・・・。おのれ太郎。


また流し直すが・・・やはり潮がぬるすぎる。

「こりゃ今日は流し無理だね。キスに戻ろうか?」

そう言った次の瞬間、またゴツン!!ときた。

は?
マジか。

潮・・・ほとんど効いてないんだけど。
これでなんで食うの?
意味わからん。

またいつまでもガツガツやってるのでやっぱ咥えたヒラメは小さそうだ。
大きめのキスなのでまさか園児にこれを飲まれるとは思わんが・・・一応早いとこアワセてみる。

のった・・・な。
でもやっぱ軽い。
底がきれたら一気に浮いてきた。

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左衛門佐の2枚目。ヒラメ30cm。

よくこんなぬるすぎる潮で食ったなぁ。。。
って!!マジか!?
針飲まれた・・・。
なんでこのサイズであのデカイキス飲んじゃうかな~。

たった30cmの小さなヒラメを殺してしまわなければならないことに凄まじい罪悪感を感じるが・・・針が胃袋まで到達してしまった以上は仕方ない。
どうやってもこの子は救いようがないので美味しく頂くことにする。

イケスを覗くがあとは名人にもらった死んだキス以外は全部元気そう。
もったいないのでこの左衛門佐はこの死んだキスを使う。
まだ死んだばかりで浮力があり、プカプカ水面を浮いているのでなんとか使えそうな気がする。
試しに針を付け泳がせてみるとひっくり返って泳ぐので針を打つ位置を変えたり無理やり姿勢を直したりして調整する。
多少クルクル回るものの、なんとか泳いでいるようには見えるようになった。
だからと言ってこのぬるすぎる潮で釣れるとは思わんけど。

ついでに嫁さんの餌をメゴチ→ウシノシタにチェンジ。
左衛門佐は死んだキスでも釣れるのか?
嫁さんはウシノシタ(シタビラメ)でも釣れるのか?
を調査する。

あまりにも潮が動かなさすぎるのでエンジンで引っ張りながら流す。
嫁さんは左舷に、左衛門佐は右舷に竿を出す。

すると、なんとウシノシタの餌を投入した嫁さんの竿がいきなりゴンッ!!と海面に突き刺さる!!
反射的に大アワセを食らわす嫁さん!!

「あっ、バカ!!まだ早いって!!」

と言う間もなく、

「あーーー!!抜けちゃったぁ!!」

ほらぁ~。
あ~あ、餌盗られちゃった。

今のは結構よかったんでないの?
嫁さんをイジっていると、今度は左衛門佐の竿にゴツン・・ゴツッ!!ときた。

は?
食ったの??
マジ???
死んだキスで????
このぬるい潮で?????

船がほとんど動かないので送り込みたい放題だ。
また園児だったら飲まれるのは嫌だが餌に使った死んだキスはかなり大きい。
さすがにあれは園児の口には入らないだろう。

う~ん、これは掛からんかなぁ~なんて言いながらバシン!!
おや、掛かったぞ。
手ごたえ的にたいしたことはなさそうなのでゴリ巻きで一気に浮かせると意外にも余裕でヨンマルはありそうなヒラメが浮いてきた。
全然デカくはないがそれでも園児に比べれば多少はマシだ。
激しく抵抗するのを無視して強引に嫁さんがかまえるタモの中に放り込んでランディング。

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左衛門佐の3枚目。ヒラメ45cm。

よし、これで死んだり弱ったりしたキスは全て使った!!
あまりにも潮がぬるすぎてもうこれ以上我慢できない!!
遠州灘から帰ってくる船もチラホラ出始めた。
嫁さんもキス釣りの方がいいと言う。
というわけで流し釣りはたった30分で終了し、またキス釣りに戻る。

今度は1番ミオのポイントにアンカーを打ってキス釣りを再開。
とおりゃあ~~~とフルキャスト。
よっさ、月まで飛んだな。
その横で嫁さんがヒュンジャポン。
推定距離5m。

・・・。
本当にいつまで経ってもキャストが上手くならんな、この女。
軽くさびいてくると・・・すぐにカンカン!!とアタリ。
ジーとドラグが出る。
おぉ??何々??
すると軽く20cm以上ありそうな巨デカなキスが浮いてきた。

え~、キス釣れたのは嬉しいけど・・・。
こんなデカイキス食うのは最低でもロクマル以上だぞ。

しかも飲まれた~。
すぐにハリスを切って様子を見るが・・・。
あちゃ~、やっぱりひっくり返っちゃった。。。

しかしそこからはまたメゴチラッシュ。
たま~~~にキスも釣れるが・・・みな無駄にサイズがデカイ。

ここにはメゴチしかおらんのか~と騒ぎ始めたころ、
コンコン!!と小気味良いアタリ。
おっ、これはキスじゃね??
と嫁さんに宣言しながら上げてみると・・・なんか妙に不細工な魚が付いていた。
よ~く見ると・・・あれ!!ホウボウじゃん!!

この時期だからまあそりゃいるわな。
それにしてもこの魚、ホント綺麗。

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イケスの中でも一際映える美しさ。

もちろん後でリリースするけど一応イケスの中に。

しばらくすると今度はうももも~~~んと重くなった。
なんだ?
また海藻か??

しかし何か生命反応。
こ、これは・・・!?
もしや・・・。
まさかっ!!

上がってきたのはやはり左衛門佐の大好物、タコ助!!
やったーーー!!
タコ助GE-------T!!

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やりました!!

しかしその後もメゴチやフグの猛襲にさらされる。
嫁さんに何度も、

「かあちゃん、そろそろ撤収する?」

と聞くが、

「うん、あともうちょっと。」

と言ってなかなか止めようとしない。
一応俺、明日は仕事なんですけど・・・。

15時過ぎ、ようやく重い腰を上げて帰る気になってくれたようだ。
と思ったら何故か帰り道、2番ミオの近くでまた釣り開始。
何故だ・・・。

しかしこれが功を奏し、なんとキス3匹を追加。

喜んで釣っているとまたも~~~んと重くなった。
もしかしてまたタコ助か?
と色めき立ったがタコ助にしては軽い。
上げてみると掌ぐらいのイシガレイ。

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その後はアタリも遠のいたのでここでようやく帰港。
桟橋に着き、32cmのヒラメとホウボウをリリースして終了。

結局イケスの中を覗くとキスが10匹も入っていた。

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餌に使うには大きすぎるキスばかりなのが痛いところだが・・・。
しかしこれで次は勝負を賭けられるか??

苦労して苦労してようやく手に入れたキスだ。
なんとかして有効に使いたい。

でも明日以降天気が心配なんだよね・・・。
キスが死んじゃう前に船出したいんだけど・・・。

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