四月に入ってからというもの毎日強風が吹き、船を出せたのは7日(日)の一回だけ。
そろそろヒラメ釣りに行きたいぞ。
うずうずしていたらどうやら金曜日から週末にかけて風が無いらしい。
あぁ、日曜日雨だからか。
よっさ!!ここで船ださないと今月はチャンス少なそうだし、行くしかないな。
というわけで金曜日から日曜日まで三連戦に挑むことにした。
しかしちょっと待てよ、活き餌が無いぞ。
イケスの中を覗くと奇跡のマハゼが2匹とクロサギが10匹ぐらいいる。
マハゼは明日嫁さんと一緒に出るから温存しておくか。
勝手に2匹とも使うと嫁さんが怒り狂うかもしれん。
下げ潮がかなり効いている金曜日16時過ぎ、いざ三連戦初戦に挑む。
丸一週間船出してないからまるで状況がわからん。
それほど時間が無いのでとりあえず1番ミオからヒラメが確実にいそうなポイントを効率良く攻めていく。
が・・・まるでアタリが無い。
厳しい状況は何も変わっていないようだ。
やっぱクロサギじゃ食わんのかなぁ。
でもこないだ1枚釣れたよね?
3番ミオへ移動。
ずっとアタリが無かったがついに2番筋でゴッときた。
慎重に送り込んで・・・ガツン!!とアワセるが、ほんの一瞬グニョ~という餌の口が伸びる嫌な感触が伝わってきた次の瞬間、フッと軽くなった。
あ~、抜けた~。
餌、盗られたな。。。
その後は何もなくこの日は終了。
初戦はいきなりボ○ズを食らってしまった。
まあ、餌が餌だけにそんな簡単には釣れないであろうことは判っていたのでそっと悔しさを噛み締めて帰港。
明日に賭けることにした。
次の日、知り合いが
「そろそろまたヒラメこんかいなぁ。食べたいなぁ。」
なんて言うので、
「活き餌も無いのにヒラメなんて釣れん!!」
と言い返してやったら、死んだイワシじゃダメなのか?
と言ってセグロイワシを大量に持ってきた。

・・・。
これ・・・、店で売ってるやつじゃないのか?
「とりあえずこれでやってみてよ。」
とりあえず活き餌はマハゼ2匹、クロサギ1匹しかないので仕事から帰ってきた14時、嫁さんを連れていざ二日目、出撃。
もちろん最初は温存しておいたマハゼを使う。
2匹しかいないハゼを二人で分け合って使い、この1匹に賭ける。
東風なのでもちろん1番ミオ。
久しぶりに必殺ポイントから始めてみることにした。
マハゼの餌なので今日は期待が持てるかも。
嫁さんとこのハゼに賭けるしかないね~なんて話しながら投入。
糸ふけをとっていざラインを張ると・・・あれ?重い??
もしかしていきなり根掛かった??
ここはたまに根掛かりするので注意が必要なのだがそれにしても投入直後に根掛かりとはツイてなくね?
しかし、何か様子が変だ。
重いがスローな船の動きにくっついてくるみたい。
根掛かりならテコでも動かないはずなのに。
??
次の瞬間、反射的にバチン!!とアワセていた。
しなる竿。
しばらくすると・・・ゴン・・・ゴンゴン!!
と魚が首を振る感触が伝わってきた!!
マジか!!
入れパクだったのね。
しかしさすがは必殺ポイント。
いきなり掛かるとは・・・。
手応えからすると大きくはない。
ヨンマルといったところだろう。
・・・見えた。
やっぱり40~といったぐらいのヒラメだ。
水面まで浮いてきたとき、ヒラメが餌のマハゼをペッと吐き出した。
あああ~~~~!!!!
ちょ、待てよ!!
そ・それ、まだ使えるじゃん!!
しかしまずはヒラメのランディングが先だ。
タモ係りの嫁さんがヒラメを掬うと同時にタモをぶん取り、沈んでゆくハゼも一緒に掬おうとしたが・・・あと一歩及ばなかった・・・。

二日目の左衛門佐の1枚目。ヒラメ43cm。
う~、残念。
マハゼの餌ならまだ釣れる望みあったのに~。
仕方ないのでクロサギの餌を付ける。
でもこのクロサギ、かなりデカくて見映えるからもしかしたら釣れるかも。
少しの間必殺ポイントを攻めてみるが反応無し。
うん、かなりの高確率で釣れるが1枚しかいないところもいつも通りだ。
というわけでポイント移動。
いつもの場所へ。
しかしここはやっぱ下げだと釣り難いな。
船の流れる方向と仕掛けが流される方向が違うんだよ。
上潮と底潮で流れる方向が違っているのだ。
船のコントロールに四苦八苦しているといきなりゴン!!と来た。
嫁さんに「食ったよ!!」と言うと、
なんと嫁さんも「こっちも来た!!」
とりあえず先に左衛門佐がアワセを食らわす。
グ~ンと竿が曲がり魚が掛かった。
次に嫁さんがアワセを食らわすが・・・。
「あっ!!抜けた??」
「あ~!!盗られちゃったあ!!」
残念、嫁さんは外したようだ。
左衛門佐の魚も掛かったもののサイズは小さそう。

二日目の左衛門佐の2枚目。ヒラメ38cm。
ふとデッキを見ると・・・何か落ちてる。
釣り上げたヒラメが何か吐き出したようだ。

・・・なんだろう。
消化されすぎてて判らないな。
ヒイラギのように見えるんだけど・・・。
・・・これで活き餌はゼロ。
ついに死んだイワシの出番が来た。
果たしてスーパーで売っているイワシでヒラメは釣れるのか?
しかし結論からするとまるで使い物にならなかった。
氷で冷やされている間はなんとか鮮度を保っているが海水は暖かいのですぐにイワシがベロベロになってしまい、内蔵がベロ~ンと出てきて釣りにならなかったのだ。
仕方ないので流し釣りを止め、キスタックルに持ち替えてキスを釣ることに。
自分で掘ってきたイシゴカイを付けてキスのいそうな場所を転々とするが・・・釣れない。
嫁さんが意地でメゴチを1匹釣ったが結局それだけ。
嫁さんが寒いと言い出したので諦めて帰港。
帰ってから左衛門佐は一人で明日使うクロサギ釣りに。
しかしクロサギは1匹しか釣れず、代わりになんとキス2匹とマハゼが1匹釣れた。
何故か大きなエビも1匹捕獲し、なんとか明日の釣りは出来そうな感じに。
そして明けて今朝、おもむろに朝7時起床。
上げ潮狙いでのんびり起きたのだが再度予報を見てみると・・・あれ?変わってる。
午後から雨?風吹くの??
おい!!やほお!!
昨日はそんなこと言ってなかったじゃんよ!!
上げが釣り出来ない可能性が出てきたので急遽予定変更し、とりあえず下げも狙ってみる。
慌てて準備していざ三日目出撃。
結局用意できた活き餌はキス2匹、マハゼ1匹、バッタモノハゼ1匹、クロサギ1匹、メゴチ1匹、フトミゾエビ(大)1匹である。

キスとマハゼに全てを賭ける!!
1番ミオを目指し船を走らせていると・・・。
なんだ?油臭っ!!
見ると辺り一面、油の海。
港の方から続いているようだ。
おい!!
また漁船に給油するとき大量に油こぼしただろ!!
毎回毎回浜名湖を汚い油で汚すんじゃねえよ!!カス!!
海鳥たちの羽毛に油付いたらどうすんだ!!
水弾かなくなるんだぞ!!
怒りを覚えながら船を走らせる。
ところどころに油の海がある。
せっかくキスの餌があるのに・・・。
こりゃダメかもな。
それにしても・・・潮、ぬるっ!!
ホントに動いてんのか?これ。
昨日はもうちょい潮効いてたんだけどな。
・・・あぁ、そうか。
今は夕方の方が潮が動くのか。
こういうときにやる場所は決まっている。
底潮が動く場所だ。
同じ釣れないでもヒラメがいない海の上を何度も船を流すのと、食わないけど確実にヒラメがいる海の上を流すのでは大きく意味が違う。
ヒラメの食い気スイッチがいつ入るのかは分からないからだ。
前者はどんなに頑張ったところで釣れる可能性は0%だ。
釣りはじめるがしばらくの間は反応無し。
流しの船はそこそこの数がいる。
魚を掛けている船はいないようだ。
しかし、左衛門佐は確実に今、船の下にヒラメがいることは判っているので何度も何度もこの場所だけを繰り返し流してゆく。
やっぱ下げだしいくらキスの餌でも厳しいかな~と思っていたら・・・。
ついにグ・・・ンと来た。
やっぱ食ったな。
でもあまりやる気ある感じじゃない。
キスなのでついつい食らいついてしまった感じ。
典型的な居食いのアタリだ。
多分親針の方だな。
ヒイラギの餌ならまず掛からんパターンだが・・・。
慎重にタイミングを計ってガツン!!とアワセると・・・。
グンと竿がしなり、なんとか掛かってくれたみたい。
浮いてきたのは昨日と同じぐらいのヒラメ。
予想通り親針は下あごにちょこんと掛かっていた。
針を外そうとしたら簡単にポロンと取れた。
危ね~。

三日目の左衛門佐の1枚目。ヒラメ44cm。
・・・思った以上に魚はやる気ねえな。
しかしそれ以上に潮はやる気無い。
10時ぐらいまでダラダラと下げるんじゃないかと思っていたがもっと早く潮が切り替わりそうだ。
もう1回流して反応が無かったのでここで一旦帰港。
まだもう少し天気が持ちそうな感じなので上げ始め狙いで出直すことに。
家に戻り、少しパンをかじってから水槽のマゴチたちのための小ハゼを捕りに浜へ。
すると・・・あれ?
潮、もう上げてきてる・・・??
おい、さっきまでダラダラ下げてたじゃんよ!!
こりゃもうダメだな。
ハゼ捕るにはちょっと厳しそうだ。
家に戻り、大型イケスの中に少し残っていた小ハゼを水槽に投入。
食うかな~と思いながら見ていたが・・・。
3匹のマゴチの子供たちはみ~んな砂に潜って動く気配無し。
ヒラメと違ってマゴチは動きが無いからつまらーーーーん!!
ほんと典型的な待ち伏せ型のハンターなんだよね、マゴチって。
一応先日デジカメで撮ったマゴチの捕食シーンがあるので暇なときに編集してyoutubeに上げるつもり。
さて、再び船に乗り出撃。
東風、上げ潮の条件なので当然今度は3番ミオ。
相変わらずぬる~い潮の中、流してゆく。
それでも弱い東風がうまい具合に船の背中を押してくれる。
まだ雨が降ってきそうな気配は無い。
なんだか眠くなってきちゃうな~なんて思っていたら、
ゴ。と来た。
食った・・・よな?
潮がぬるすぎてはっきり判らんが食ったと思う。
しかし昨日みたいな感じで全然もっていかない。
もちろん居食いだろうけど重さをほとんど感じない。
??
底だったか??
しばらくう~ん?とやっていたが少し巻いてみることに。
ゆっくり巻いてしっかりラインを張る。
生命反応は全く無いが・・・重い??
次の瞬間、バチコーンとアワセていた。
最近の左衛門佐は頭より身体が先に反応する。
グーッと重みが掛かり、どっちだ?と思っていると・・・。
ゴン・・・ゴンゴン!!と魚が暴れだした。
ほら、やっぱ食ってたじゃん!!
自分で自分に突っ込みながらリールを巻く。
大きくはないがよーく引く子だ。
上げてみると、さっきと同じような型。

三日目の左衛門佐の2枚目。ヒラメ44cm。
また44cmかよ。
ほんとサイズがかぶるなぁ。
今、入湖してるヒラメ、このサイズが多いんだな。
それにしても流石はキス。
ヒイラギごときとは威力が違う。
やはりキスの餌ならばヒラメがいれば確実に釣れるな。
しかしこれで2匹のキスを使い切ってしまったので次はマハゼの餌でいく。
期待できる餌はこのマハゼが最後だ。
頼む、釣れてちょ!!
祈りながら流していると・・・またグッときた。
よっさ、こりゃ120%魚だな。
さっきより潮が効いてきたから活性上がったか?
バチコーンとアワセると見事ヒット。
でも・・・軽いなぁ。
上がってきたヒラメは昨日の2枚目と同じぐらい。

三日目の左衛門佐の3枚目。ヒラメ38cm。
また38cm?
ガチで今の浜名湖にはサンマル後半からヨンマル前半のヒラメしかいないのか?
って、あちょ~!!
リリースサイズなのに針飲まれちゃったよ。
昨日の38cmもアゴ外れちゃったし、ツイてないな。
幸いにも餌のハゼが付いたまま上がってきたので再度これでいく。
ハゼはまだ泳ぐぐらいの元気はあるようだ。
このハゼをロストしたら止めるかな。
そう思いながら3番筋を流していると隣を流していた船が魚を掛けた。
見ていたら小さいけどヒラメが上がってきた。
やっぱ今、食い気立ってるのかな~なんて思っていたら自分の竿もゴツン!!ガツガツ!!
ガツガツ?なんかマゴチっぽい感じじゃね?
そんなこと思いながらアワセると・・・掛かった。
3匹の餌で4匹掛けるとか、今日はいい感じじゃん。
重さはないが鋭い突っ込み。
こりゃもしかして・・・・あっ、やっぱマゴチだ!!
期待どおりに顔を見せたマゴチに思わず顔がほころぶ。

三日目の左衛門佐の1本目。マゴチ40cm。
やったぜ!!
今年3本目のマゴチゲット!!
って、まだ3本目なのかよ。www
え~と、目標何本だったっけ?
さて、風も強くなってきたみたいだし、キリのいいとこで上がりますか。。。
桟橋に向け、船を走らせる。
結局今回の三連戦の釣果はヒラメ5枚とマゴチ1本。

やっぱ初日のボ○ズが痛かったなぁ。。。
それが無ければ満足のいく釣果って言えたのに・・・。
でもやっぱりキスとハゼの威力は凄まじいね。
ヒイラギやクロサギとは全然威力が違う。
でももうキスとハゼ、使いきっちゃったし。。。
桟橋に着くと・・・ここも油の海。
イケスの魚たちが死んでしまわないか心配。

見て、この一面の油。酷くない??