昨日の午後、嫁さんを連れて少し船を出してきた。

金曜日よく釣れた話をしたのだが、食材が増えて喜ぶのかと思いきや「ムッキー!!私はまだ釣り納めしてない!!日曜日私も行く!!」と言って怒り出した。

「正気かこの女ーッ!!お前はあと何日か働けば正月休み突入かもしれんが俺は大晦日31日まで仕事なんだぞボケーッ!!」と思ったのだが、完全なるかかあ天下の我が家でそんなこと言えるはずもなく、にっこり笑って、「じゃあ午後からちょっとだけ船出そうか。」

あぁ年内最後の休日はヒラメの刺身で一杯やりながらのんびり昼寝でもしたかったなぁ。。。

下準備のために桟橋へ行くと2つ隣の名人が。
今日もキスをやりに行くとのこと。
じゃあまた餌用のキス頂戴ねとお願いしておく。

船と家を行ったり来たりしている間に続々といつもの顔ぶれが集まってくる。
まずはお隣さん。(左衛門艇の隣に船留めてる人)
「今日どうするの?」と聞くと「まずキス釣って流しやる」だって。
「キスなら絶対ヒラメ釣れるよ~」と送り出す。

気がつくとヒラメハンターのお兄ちゃんの船が無い。
いつの間にか出撃したらしい。

しばらくするといつものおっちゃんも帰ってきた。
みんな今さっき出撃したところなのにずいぶん早いな。
もう勝負がついたのか?
声をかけると「5匹しかないキスで5枚獲れた。」とのこと。
見せてもらうとこれは50cmは確実にあるなという魚を筆頭に5枚。
「餌があればもうちょっと釣れたんだけどね~」だって。
キャッチ率100%かぁ。
やっぱ上手いなぁ、このおっさん。
この人は上げしか1番ミオをやらない左衛門佐と違って上げでも下げでも1番オンリーのある意味スペシャリスト。
例の超凄腕のおっさん以外にも浜名湖にはこれぐらいの凄腕、ゴロゴロいるんだよね。
左衛門佐が目指すはまずはこのレベルか。

なんだかんだ文句言いながらもこんな釣果見せられたら左衛門佐もうずうずしてきた。
しかし、初心者の嫁さん連れて午前中の1番に行く度胸は無いのでしばしの我慢。
適度に桟橋を覗きにいくとその度に続々と出撃していたみんなが戻ってくる。

まずは2つ隣の名人。
流石だ。
どデカいキスいっぱい。
「餌用のキスは?」と聞くと
「もちろん釣れたよ。」
イケスを覗くと餌にちょうど良いサイズのキスがわんさか。
「どれだけもらっていいの?」
「ん?好きなだけ持ってっていいよ。」
お言葉に甘えて名人の顔が青くなるぐらい頂く。
ごめんよ。また来年食べきれないぐらいワタリガニ捕ってきてあげるからさ。

続いてお隣さん。
こちらは表情が冴えない。
「ダメだった~。」
餌のキスがあまり釣れず、ヒラメもダメだったとのこと。

そして左衛門佐が一番気にしていたヒラメハンターのお兄ちゃん。
数は出なかったものの、それでも55cmを獲ったとのこと。
うーむ、こっちも流石だ。
でも船が多杉でダメだって。
話を聞くと昨日(土曜)も雨の中出撃したそうな。
雨が酷くて1時間で止めたらしいがそれでも4枚釣ったとのこと。
「昨日の方が全然食いが良かった。今日はシブイよ。」

釣れているという情報のせいなのか、皆が口を揃えて「とんでもない数の船だった」

やはり午後出船にして正解だったかな。
でもこれだけの数が出てるとさすがに全部釣りきられちゃうかなぁ。
嫁さんがムッキー!!!ってならないぐらいには釣れてくれるといいんだけど。。。

上げ潮に変わったのを確認した14時半、ついに出撃。
嫁さんをのせて1番ミオを目指す。
神様、どうか少しだけ嫁さんのヒラメを残しておいてください。

1番ミオに着くと・・・。
あちゃ~、まだこんなに船いるのか。
3番ミオに比べればマシなのだろうがそれでもこの時間にしてまだ10隻はいる。
これは・・・流石にヤバイかも。

とりあえず金曜日良かったポイントから流すが・・・反応が無い。
まだ潮が効いていないのか、それても全て釣りきられてしまったのか・・・。
あれ~、アタリ無いねぇ~なんて言いながら必殺ポイントまで流す。
果たしてここはどうか・・・。
頼む~、居てくれ~。

すると、必殺ポイントの最後で左衛門佐の竿にゴン!!ゴゴン!!!
おい、食う餌間違ってるだろ、あっち(嫁さん)の餌食えよと思いつつアワセ。
ちっちゃ!!
でもとりあえず1枚目。

イメージ 1
左衛門佐の1枚目。ヒラメ30cm。

う~ん、とりあえず釣れたが食ったポイントが流しラインのエンド・・・。
やっぱかなり釣りきられているようだ。

もう一度同じラインで流してみるがなかなか反応が無い。
やっぱ厳しいか・・・。
するとまたラスト同じ場所でアタリ。
しかし餌だけ盗られる。

3流し目、またラスト同じ場所で左衛門佐にアタリ。
しかしこれも乗らず。
歯形の付いたキスが帰ってくる。
傷跡からしてやはり食ったヒラメが小さいようだ。

4流し目、またまた同じ場所で食う。
しかも何故かまた左衛門佐。
3度目の正直で掛けたのはやはり小さなヒラメ。

イメージ 2
左衛門佐の2枚目。ヒラメ30cm。

そして5流し目、流し始めてしばらくすると嫁さんが「あ!あ!!キスがめっちゃ暴れてる!!」とか言い出した。
そういうときは近くにヒラメかコチがいるかもしれんよ~と言う間もなく、竿先がグーッと入る。
「食った?食ったね??アワセて!!」
嫁さんのヘッピリアワセが決まり、竿が大きく弧を描く。
いつものゴリ巻きを開始するがすぐに、「重い!重い!!」と言い出した。
ラインを見ると船の真下へと入っていく。
まさか・・・デカイのか?

「もっと竿立てて!!竿の弾力を活かしてゆっくり巻いて!!」とアドバイスするが腕の力が無いのですぐにへにゃりとのされる。
その状態でゴリ巻きしようとするのでとっさに嫁さんのリールに手を伸ばし、ドラグを3ノッチ緩める。
するとドラグが適度に滑り、いい感じで巻けるようになった。
必死の形相の嫁さんを横目に水の中を注視していると一目でゴーマルと判るヒラメがぼんやりと浮いてきた。
長さはそれほどでもなさそうだが幅が凄いな、コイツ。
ゴリ巻きを続ける嫁さん。
それにしても初心者ってなんでゆっくり巻いてって言ってもゴリ巻きしちゃうのかねぇ。笑
一度凄い突っ込みをみせてドラグを引き出していったが案外あっさりと水面に浮いてきた。
狙いをすましてタモをザブン!!
大喜びの嫁さん。

イメージ 3
嫁さんの1枚目。ヒラメ51cm。

測ってみると意外と長さはなく、51cm。
しかし幅広・肉厚で目方はかなりありそう。
いずれにせよ嫁さん初のゴーマルだ。
初って言っても今年ヒラメ釣りを初めたばかりなんだから立派なものだ。

気分を良くした嫁さんを「凄いね~、凄いね~」と褒め称え、流し続けるがやはりアタリの数は少ない。

あと2回が限度かな~なんて思い始めた流しのエンドでまたもゴン!!
よっしゃ今度こそ!!と思ったのだが上がってきたのはまたも30cm・・・。

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左衛門佐の3枚目。ヒラメ30cm・・・。

おい!!ダンゴ三兄弟じゃあるまいしヒラメ三兄弟みたいなのヤメてくれ!!

あ~、なんでもう~なんてボヤキながら針を外しているといきなり嫁さんが「掛かった!!」
この場所はさっきから30cmばかりなので「小さい?タモいらない?」と聞くと「うん、多分大丈夫」との返事。

左衛門佐が針を外したヒラメをイケスに入れていると「父ちゃん、思ったより大きいかも。」

見ると既に水面に優に40cmはあるヒラメさんが。
慌ててタモ投入。

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嫁さんの2枚目。ヒラメ43cm。

ゴリ巻き恐るべし。
この時点で時刻は既に16時。
嫁さんに「どうする?」と聞くと「私、結構満足した。」とのこと。

キリのいいここで納竿。
帰路に着く。

桟橋に着き、片付けしてヒラメ3兄弟をリリース。
仲良く3匹同じタイミングで底へと帰っていった。

状況的にはあまり良くなかったが嫁さんが自己レコード更新したので大満足。

家に帰ってからも興奮冷めやらぬ感じで上機嫌の嫁さんを見てホッと胸を撫で下ろした左衛門佐でした。