昨日の午後。

仕事を終え、帰宅した左衛門佐。

酒の肴が全く無いので夕方流しでヒラメを調達しにいく予定。

しかし陽が衰える時間帯じゃないとガチで死ぬのでまずはおやつがてら焼きとうころもしを作ってみる。

庭から1本とうころもしをもいできて、

いつも通りレンチンしてから醤油をぬりぬりしてグリルで焼く。

出来た~。

 

 

これ、やってみたかったんだよね。

美味そ~。

齧りついてみる。

モグモグ・・・。

うましら~~~。

懐かしい味だ・・・。

少年の頃の、夏祭りの記憶が蘇ってくるようだ。。。

焼きとうころもしなんて、もう20年ぐらい食べてなかったんじゃないか?

昭和のエモさを感じる味にジーンとしながら完食。

美味しかった。

これは嫁さんにも食べさせてあげたい。

 

昼寝から目覚めた16時過ぎ、そろそろいいんじゃね?と玄関を開けるが・・・。

・・・う~わ、あっつ・・・。

まだダメだ、踵を返して家の中に戻る。

17時、もう一度出てみる。

・・・まだ暑いけどこれ以上は待てない。釣りする時間が無くなる。

タックル持ってトコトコ1分歩いて船へ。

 

係留してある左衛門艇の下を川のような激流が流れている。

え~。。。

うっそ。

中潮でもこんな潮ぶっ飛んでるの??

釣れる気しねー!!www

 

タックル組んでイケス引き揚げて活きアジをバケツに入れて急いで準備。

この調子だと竿出せるのは17時半過ぎるな。

19時にここに帰港だとガチで1時間しか釣りする時間が無い。

1時間でこのぶっ飛んだ潮でキーパー獲れるかな?

 

不安を抱えながら左衛門艇をかっ飛ばす。

夕暮れの浜名湖の風は思ったより涼しくて気持ち良かった。

よっさ、ポイント着いた!!やるぜ!!

やっぱ潮ぶっ飛んでるなぁ・・・、余裕で左衛門流使えないぐらい潮速いけど大丈夫か??

そんな不安をよそに開始から20分で3回流して3枚獲る。

2枚はソゲキングだが1枚は45ぐらいのキーパー。

良かった、任務は達成できた。

しかしそこからいきなり無~!!

ぶっ飛んだ潮の時っていきなり食わなくなるから嫌いさ。

カラスが鳴くから帰ろ~って思ったら最後にキタ。

でも残念!!ソゲキング!!www

そう上手くはいかんか。

 

 

夜の帳が降りつつある浜名湖を眺めながら愛艇を走らせる。

やっぱ陽が沈むとめっちゃ風が涼しいな。

19時前、予定通り帰港。

もうかなり暗いけど写真撮れるかな?

 

 

ノンキーのソゲキング達をリリースしようとしたら何に驚いたのか、

3枚同時にバケツから飛び出した!!www

元気すぎるな、おまいら!!

ロクマルになったらまた俺の竿に釣れてくれよ。

元気よく浜名湖に帰ってゆくソゲキング達を見送っておしまい。

帰宅すると嫁さんが帰ってきていたのでまた焼きとうころもしを作る。

 

 

やっぱ美味~い!!

嫁さんも美味しい!!って食べてくれた。

 

そして一夜明けて今日。

午前3時、目覚ましちゃんこに起こされる。

・・・ちゃ・・・、ちゃんちゃ・・・。

と。とおちゃんまだ眠い・・・。

しかし何度も起こしにくるちゃんこ。

 

「とおちゃん早く起きて。起きてくれないとあたし、とおちゃんのお布団におしっこしちゃう。」

 

と脅され、フラフラと立ち上がる午前4時。

だがその身体はまだ昨日の夕方に釣りに行ったダメージが効いている。

その膝はまるで産まれたての小鹿のようにガクガクと砕け、

その全身はまるで浜に打ち上げられたイワシのようにピクピクと激しく痙攣し、

その目はまるで道で敷かれたカエルのように白目をむきながらも

歯を食いしばって立ち上がる。

・・・今日俺仕事休みだよね・・・?

俺はいったい何と闘っているんだ??

 

せっかく無駄に早起きしたので、

・・・無駄に早起きしたので

(あえて2回言わせてもらいました)

庭のとうころもし畑を整備する。

 

ふぅ、やっぱキジトラは本当に手が掛かるな。

ガチでサバトラやサビの10倍手が掛かる。

なまじっか頭が良すぎるのが難点だ。

 

この可愛いけど困った目覚ましちゃんこ!!(中央のキジトラ)

 

残り物のとうころもしを全て収穫し、

株を切り、根っこを引き抜いて苦土石灰、堆肥、培養土を混ぜて整備。

この状態で一週間待つ。

 

畑が出来たぜ!!

 

さて、収穫したとうころもしだけど残り物なので実が不十分なのが多い。

良いものは先に収穫して食べたり配ったりしちゃったからね。

でも残り物のとうころもしの中にも食べられそうなものがいくつかありそう。

 

この残り物の中で何本食べられるかな?

 

これはまあまあ綺麗。

 

虫食い。

 

未成熟

 

歯抜け。

 

う~ん、やっぱ金糸が出てから収穫期と言われる期間以上に株に置いておいてもそれ以上成長しないし物が悪くなるだけなんだね。

よし、わかった。

次はちゃんと金糸出た日からカウントしよう。

 

嫁さんが夕方仕事から帰ってきたらもう一度焼きとうころもし食べるというので綺麗なものを2本とっておいた。

残りは左衛門佐が朝ごはんで消費。

とうころもしって意外と食べられるな。

 

夏植え用の苗がかなり芽を出してきた。

わかりやすいように夏植えの苗は8月の1日に植えよう。

本当に秋収穫も出来るかどうか、とても楽しみ。

来年作付けする場所のスペースを測ったら今年と同じ株間でやるなら

6株×10列で60株植えられることがわかった。

普通の一般家庭の庭でやる家庭菜園にしてはそこそこ規模が大きいかも。

やっぱミニ耕運機がいるな。

でもとうころもし栽培、マジで楽しいわ。

身体使うからめっちゃ大変だけど。

漁業も農業もどっちも身体はしんどくて大変だけど楽しいのは共通してる。

自分で釣ってきた魚を自分で捌いて食べるのと、自分で育てた野菜を自分で調理して食べる。

どっちも大変だけど楽しい。

 

プチとうころもし農家に、俺はなる!!