てきた
頭がよかった姉は、有名な京都の大学へ
福岡の大学も二つとも受かり、姉は行きた
かった京都の大学へ
姉が大学生活を謳歌してる頃、私は美容師
の見習いだった
兄も神奈川の専門学校
大晦日に、除夜の鐘ギリギリまで働く私を
二人は車で迎えに来た
末っ子なのに、自分は兄達のような青春が
ない、自分が私立の高校に行かず美容学校
に行ったから、虚しかった
公立の模試は、2回共中の上
落ちるとは思ってなかった
勉強をしなくなった、結果は不合格
父が美容学校を勧めてくれた
前は、中卒で行けたから
私立なら私も高校生だった、でも美容師に
なると決めた、器用だった訳でもない
手に職をつけるといいから、その言葉を
信じた、片道一時間のバス通学、皆勤賞を
ただ一人もらった
美容師の国家試験も、車の免許も一回で受
かった
でも、たまに母に言われた、「あんたも
銀行とかに入ればよかったのに」と
姉は、銀行員ではないけど、私には
今までの頑張りが否定された気がした
そりゃ、安泰の仕事がいいにこしたことは
ない
でも、振り返ってみるとお客様は皆口を
揃えて家でできて、いい仕事ね、と言って
くれる
私が今思うこと、子供を比較しない
そして、認めてあげること
母は、今はあんたが一番よかったと言う
でも、味わった虚しさは心の片隅にある
何が正解だったかは分からないけど、私は
美容師になってよかったと思える

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