晴れた日に窓から放ったため息がさざめく々の声に紛れる/蛇口ひろこ

 

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影踏みの鬼がなかなか終わらない仕方ないので踏んだの影/藤田美香

 

 

 

ひろこさんの短歌、ため息が鳥みたい。

「放った」からだね、これは。こういうの擬人化っていう?

急にため息に命が吹きこまれて、さてどこに行くのか追うと

街でも人でも川でも空でもなくて、木々っていう場所のチョイスは絶妙と思う。(もう私の中では鳥に変換されているので)そこに辿り着くまでの、ため息の存在が見えるよね。

そして、木々の声に紛れて、最後まで消えないの。ため息が。

なんならもうそのままずっとそこに居る。そこにずっと居る(有るじゃなくて)ため息。

おもしろいなあ。構成っていうの、これ、細部まで考えて作りこんでいるんだとしたら

すごいなと思う。

 

でも、ひろこさんの短歌の詠み方はそれだよね。

「〇〇って受け取ってほしかったからこうした」「〇〇の意味でこう書いた」って

いつもちゃんと明確に意図があるように思う。推敲するし…

 

あとね、「晴れた日」と「ため息」のギャップ。

だいたい、ため息をモチーフにする時って、日が暮れてるじゃん(偏見)

主体のもやもやとした心の内がうまく表現されているなあと感じる。

動きたくとも動けない状態、またはジレンマ。

さざめく木々の声からはマイナスイオンがきっと出てるから浄化されてゆく主体の気持ち(ため息)。

厳密にいうと、ため息はもう主体を離れてしまっているので主体の気持ちが晴れるわけではないんだけど。

なんていうのかな、歌に救いがある。

 

そういえば、「息」と「鳥」って字も似てる。(加齢による視力の衰え)

 

それと、いつも丁寧に私の短歌読んでくれてありがとうありがとう。

 

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短詩の風、まとめてもらってました。

ひろこさんのも、クジラと蛇口もちゃんとあったよ。

泳二さん、本当にすごい。あんな大規模な企画をひとりで…

 

それと!

ひろこさんの短詩の風、良かったああああああああ!

ここに出してきたか!と。

しかも連作になってたし。(私、一首とばかり思ってたからああ!となった笑)

作成途中を見せてもらったときから、本当に良い短歌だなあと思ったし、個人的に好みでもあったし、

どこかでお披露目してほしいと思ってたんだよ。

ひろこさん、連作ってもしかして、初…?

 

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コ●ダの企画は、ありがとう!

「身近じゃないし」というひろこさんのリプを丸パクリさせていただきました。

ああその路線でいいのか、と。

コメ●圏の方々には共感を得られないだろうけど笑笑

あ、でもアンチじゃないからね?4回くらい行ったことあるからね!いや、5回あるかも!

ねぎさんとも行ったんだからね!

 

…ひろこさんとは行ったことないね笑

 

ひろこさんの短歌、見つけた!そうか、あの色のソファは象徴的なやつなんだ。

こっちの●メダ、量ぜんぜん多くないんだよ。

 

 

 

 

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