木曽川へ越冬にくる白鳥が飛んでゆく頃きみに逢えたら/蛇口ひろこ

 

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沈んでも岸まで泳いでいけそうで渋々次の白鳥を待つ/藤田美香

 

 

 

「木曽川」を使いたかったんだけど、すごく使いたかったんだけど、

私は木曽川を知らないから無理だった。

 

ああ私の短歌ってオール実景だなと思った。今さら。

実景じゃないこと書けないんだなあ…

想像力がないんかね。

だから題詠が苦手なんだった。そうだったそうだった。

 

それにしてもきれいな景の短歌だあ、ひろこさんの短歌。

白鳥が来るんだ、木曽川。

しんとした冬の景が浮かぶ。

きみに逢いたい、でなく逢えたらってのも良い。逢いたいはこっぱずかしい。

会いたいはぜんぜん恥ずかしくないけど。

どの字を当てるかというのも印象が変わってくるから大事だね。

私はそういうの、すべて感覚を頼りにしているので、

「そこはちゃんと説明できたほうがいいですよ」って某氏に言われたことを思い出した。

というか、ずっと覚えてる。

ひろこさんもそこにいたんだよ。覚えてる?

 

 

越冬、っていい単語だな。

 

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ねえ、ひっぱって申し訳ないんだけど、

絵画教室から一人で帰ったのって、まだ2歳とか3歳のときってこと???

帰った方も帰した方もすごいわ。笑った。

小さい頃からひろこさんはひろこさんだったんだねえ…

これは褒めてるんよ。ねんのため。

 

 

 

 

【91.4B→92.絵画教室→93.終わったら→94.冬→95.白鳥→96.】

 

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