何を示唆しているのだろう目の前の赤い欄干にとまる青鷺/蛇口ひろこ

 

 

誰も口にしないことで示唆される思い出がただの昔になること/藤田美香

 

 

今回、私ぜったいに使わないであろう「示唆」をがんばってみた。

が、これはダメだ。ぜんぜんダメ。説明的すぎる。好きじゃない。

ということでせめて一字空けはしませんでした。

 

思い出がただの昔になりました誰の口にも上らないので/藤田美香

 

「示唆」がテーマであるなら、無理ないのはこっちかな。

一語つんでないのでそりゃそう。笑

 

示唆って「ほのめかす」みたいな意味かと思って生きてきたんだけど、

念の為調べて見たら案の定まちがってたわ。

いや間違ってはいないのか。でもなあ。

「それとなく示し教えること」と辞書にあった。

ほのめかすは、私の中では少なくとも示し教えることではないんだよ。

もっと相手側に焦点がある。汲んでくれ、みたいな。

こういうの、私たくさんありそう。

表沙汰にならないで、永遠に微妙なやつ。

 

それでね、「何を示唆しているのだろう」と思ったのでググってみたら

ちょっとおもしろい記事に当たった。

 

 

 

欄干にアオサギがとまってたら結構迫力だなあ。

ひろこさんの(この短歌を書くことでの)視点が、赤なのか青なのか欄干なのか、鷺なのか、

それとも目の前ということになのか、でいろんな解釈ができるよな。

妄想に走ってしまいそうで危ないな。

 

 

バケットハット、ひろこさんは似合うよなと思ったよ?

帽子、似合うよね。

私は似合わない。似合わないのに持っていたバケットハットをこの前捨てたとこ。

 

大掃除の時期ですね。

 

 

 

【61.ゆえに→62.増える→63.真ん中→64.手→65.返納→66.バイク→67.ガレージ→68.森→69.履かずに→70.靴下→71.違和感→72.抱く→73.バケット→74.欄干→75.示唆→76. 】

 

※1~30までのまとめは ▷コチラ

※31~60までのまとめは ▷コチラ