仄あかるい気配が漂い振り向けば枝を切られた金木犀の樹/蛇口ひろこ
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↓『枝』にします。
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ベランダにレジャーシートとクッションと本と小枝とポテチと酒と/藤田美香
この季節がやってきたね…
あちこちで金木犀を観測したというつぶやきに(私が)焦ってしまうこの季節よ…
昨日もしかしてと思って、大きな金木犀があるお家の前をすんすんしながら通ってみたけどぜんぜんまだだった。こっちのほうは随分遅い、なんでも。本州じゃないから…(卑屈)
さて短歌。
「仄あかるい」ことを実際のあかるさではなくて気配で感じている。
その気配は金木犀の…だと読んだ。だから、仄あかるいというのは香りを表してるのかなと思った。
そもそもココが読み切れてなかったら申し訳ない。
金木犀だとして、その気配に振り向いたら枝を切られてる。
気配とすることで金木犀が擬人化されるというか、何か意志を持ったもののような気がしてくる。
ほら、すぐこうやって自分の好みの路線に持ってこようとするんよ、私。
でもまあまあいい線いってないかなあ、この読み。
金木犀もだけど、コスモス!
どうやら某所、今週末が満開だそうです。これは早咲きの花の方。
下旬になると遅咲きの花も咲くから、10月半ばから月末にかけて、わりとゆっくり見頃だと思う。
いつか来てね。ひろこさん、大喜びすると思うんよ。
渡船場も、船も、島も、イモ天も。
【31.鳩→32.種類→33.かわいい→34.犬→35.近づいて→36.モミの木→37.重ねる→38.鍋→39.あれ→40.やたら→41.タグ→42.仕事→43.こじ開け→44.クローゼット→45.世界→46.一冊→47.目の前→48.しずか→49.届かず→50.流るる→51.闇→52.気配→53.枝→54. 】
※1~30のまとめは ▷コチラ
>私そのうち1度使った言葉を使いそうな気がする。(なんのためのリスト。)
うん、私もやる自信ある。30以前の、消しちゃったし。ぜんぜん覚えてないわ。
