眠い目をこじ開け真夜中終わらせた仕事は小人の手柄に渡る/蛇口ひろこ
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↓「こじ開け」or「手柄」 …うう、難しいよひろこさん…
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引っかかるクローゼットをこじ開けて何しに来たんだっけと閉じる/藤田美香
ひろこさんの短歌、お伽話みたい。
でも、逆なんだ。夜中に小人が靴を作ってくれるお話があったけど、この短歌の中では、
夜中にがんばってるのは小人じゃないほう。
しかも、手柄に渡るっていうのは、要するに横取りされるという意味でいいんだと思うけど、
それおもしろい。横取りされたほうはたまったもんじゃないだろうけど。
主体と小人の関係ってなんなんだろ。小人が何かの比喩になってるのかな。
ものすごく深読みをすると、自分の子どもの家庭科の宿題とか、工作とかを親が手伝って(というか代わりに頑張って)翌朝子どもが嬉々として学校に持って行くというアレ。
もしかして私の知らないそういうお伽話があるのかな。グリム童話って感じする。
グリム童話って辛辣なのが多いよね。
という思考から「小人の靴屋」をググったらグリム童話だった。
かわいいグリム童話もあるんやな。(偏見)
…というように、いつもはうざくなると思って書いてないんだけど
ひろこさんの短歌を読んであれこれ妄想しているんよ。
私、読むのが圧倒的に苦手。
もっとどんどん読まなゃと思うんだけど、短歌って読むのしんどくない?
私はとてもしんどい。「しんどい」という表現が適切ではない気がするけど今ほかに思いつかない。
31文字以外の部分が気になってしまって妄想がとまらなくなるのでなかなか先にすすまないんよ。
ま、こういう読み方をするのは違うらしい。
(これは某有名歌人の方に直接言われたことがあるので短歌をよむときのセオリーなんだと思う。それからは常に意識するようにはしてる。)
なんの話だっけ。
【1.幸→2.必ず→3.切る→4.またね→5.二度→6.息→7.する→8.入って→9.クレパス→10.絵の具→11.つつく→12.鳩→13.種類→14.かわいい→15.犬→16.近づいて→17.モミの木→18.重ねる→19.鍋→20.あれ→21.やたら→22.タグ→23.仕事→24.こじ開け→25. 】
そういえば↑、
これ私も書かなきゃいけなかったよね…他人事のようにまかせっきりだったー。
ありがとう。
