布団を敷いたままにしたくて、少し部屋の配置換えをした。

鏡台の向きをちょっと変えて、ドアが半分しか開かなくなった。

そういえばこの鏡台のことを私はとても気に入っている。

昔ながらの、昭和の、実家にあるような鏡台。

ちなみに粗大ごみから拾ってきたやつ。(ちゃんと断ってもらってきたよ)

 

愛媛で刺身を食べた。

前回訪れた時に、それはもうとにかく刺身が美味しくて、息子に食べさせたかった。

それよりも、愛媛にいる娘が弟に「この刺身を食べさせたい」「この星空を見せたい」とずっと言っていたのでそれを実現させたかった。

松山市の「網元」さん。ここで食べる刺身より美味しいお刺身を私は知らない。

特に鯖。鯖の刺身はここ福岡にもあるし、みんなごまさばごまさばと喜ぶけど私は美味しいと思ったことがない。生魚が得意ではないのでそのせいだろう。

その私がいくらでも食べられる刺身である。

刺身は好きだが鯖は嫌いだという息子がその刺身を口にした時に崩れ落ちて「うま…」と言った。

それを伝えたら娘は大変満足そうだった。

 

その日はあいにくの曇り空。

星はひとつも見えなかったけど、辺り一面はまっくら。もう沼の底にいるんかと思うくらいまっくら。

その真っ暗さに笑い転げている息子を見て私は満足だった。

そうだよ、夜ってな暗いんだ。

 

昨日から博多阪急でうまいもん市が開催されている。

しょっちゅうやってんなという気がしないでもないが、赤福が食べたい。

調べたら予約もできるらしい。予約期間は過ぎていた。

1日限定200個、白あんのは40個。買える自信はない。朝から並びたくない。

伊勢に行こう。いつか必ず。実はここにはひろこさんとけいとさんと行きたいと思っている。

いつだったか、父が伊勢神宮に行ったらしく「パワースポットってやつを体験してきた」と言っていた。「まったく何も感じなかった」とも。ウケル。さすが永遠のピーターパンを越えて中二病。イキってるわ―。

 

娘が出演している舞台の演出家の方が娘の役どころについて「(この役をするのは)本格的なミュージカル俳優を想定して、難しい旋律の曲を歌うように作曲されている」と言っていた。嬉しくて泣いた。

来月12日が大千秋楽。

 

シャンシャンが中国に返された。

永明、桜浜、桃浜も。

ものすごくさびしい。心に穴があくとはこのことかと初めて知る。びっくりしている。

シャンシャンには1回しか会ったことがない。

永明らに関しては会ったことすらない。

というか、パンダってレンタルされてるのね。借りてるから返さなきゃいけないのね。

そういう意味での、「さびしい」かもしれない。

 

短歌についてはちょっと自信をなくしているターン。

なんかもうやめたいなと思っているけど、別に誰に強いられているわけでもないのだ。

と思って、昨日「短詩の風」という短歌のツイッターイベントに即興で短歌を流した。

気負いなく書けたと思う。好きな歌になった。

 

今日は、とても春が来ていた。