「組織を作る」というお仕事。

「組織を作る」というお仕事。

誰かが会社を作る。人が集まる。そして、ビジネスが動き出す。ほら、そこに僕たちの目立たないけど、とってもわくわくするお仕事が待っている! 組織を作るというお仕事、あなたもやってみませんか?

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少年のような目の、おとな。

でも残念ながら年を重ねるごとに目の輝きが…。

どうしよう?

やっぱり僕らしく仕事バカで生きるしかない。

そうすれば僕の瞳は輝き続ける、はず。

それが、結論。


昨日、久しぶりに5年ほど前までお世話になっていた会社の創業者の方とお会いして1時間くらい世間話をしてきた。

73歳の彼は未だに第一線で活躍を続けているタフな人で、相変わらずパワフルに色々なジャンルの話題を振ってくる。

何が彼を走り続けさせるのか?

地位も金も名誉も全て手に入れ、家族にも恵まれているので豊かな老後を過ごすのも人生の楽しみの一つだと思うのだけれども、まったくそんな気配は感じられない。

1時間ほど何を話していたかというと、やっぱりほとんどがビジネスの話。

中でも彼も僕も門外漢の流通業界の話が一番ホットだった。

どうやら「カンブリア宮殿」で「オーケーストア」の話を観てから流通業界に興味を持ったらしい。

カンブリアでの取り上げられ方があまりにも素晴らしかったので彼は「そんなん半分は嘘やろ?!」と思ったらしく、ほんまかどうか自分の目で確かめたるゎと実際に歩いてオーケーのお店に行ったんだとさ。

僕の知っている彼は近所の床屋に行くにも黒塗りの運転手付で行動していたイメージしかないのに、最近はどこに行くにも出来るだけ徒歩と公共交通機関を使っているという。

そうすると今まで見えなかったものが見えてきたんだよなぁ、とすっごく嬉しそうに語る。

で、オーケーの店に行って「これはほんまもんや」と確信したとのこと。

社員が全員、本気で自分のこととして「商売」をしている。それがひしひしと伝わってきた。まだまだこの会社は伸びる!

で、それから彼はいくつかの今マスコミでもてはやされている全国展開している流通業の店舗に足を運び、自分の目で研究をしてみたらしい。

あの店のここはあかん、あれはダマシや、とか色々と説明してくれた。(あかんのがどの店かは控えさせていただきます、はい)

で、ひとしきり量販店の話題で盛り上がったあと、「な、山崎くん。経営者が本気でやらなあかんねん。本気でやれば社員がついてくる。そやろ? 今いくつやったっけ? あぁ、ほうか、ほなまだまだこれからやな、頑張れ」

この人、ほんとに仕事バカなのだ。

73歳、恐るべし。


あの、ちなみに僕は「やまさき」じゃなくて「やまざき」です。10年間ずっと「お~い、やまさきくんよぉ」って呼ばれ続けて訂正のチャンスを失ってます。どっちでもいいっちゃぁいいんですが(笑)

最近、政治家の方と名刺交換をする機会が時々ある。

どちらかというと意識的に避けてきた世界なので、僕にとっては大きな環境の変化だ。

実はそれは僕にとっての変化というよりも、世の中の20代、30代の人々にとって、政治が身近なものになってきたからなのだろう。

僕だって政治家になれる、政治家を目指せる、そして政治家になったらそれなりに稼げる、そういうものなのだと理解したのだ。

20代で年収1000万円を目指す最短距離のひとつだって考えるのも悪くはない。

この数年間、小泉チルドレン、小沢チルドレンという、等身大の僕らと同世代の政治家が生まれる過程を僕たちは目の当たりにしてきた。

それと時を同じくして既存の政党も政治家も「隠すこと」で世の中を動かすことから「見せること」で世の中を変えていくことにエネルギーをかけざるを得ない状況におかれはじめた。

こうした環境の変化の中で、僕らが目指す職業のひとつに、あるいは目指すべき目標に到達するための修行の過程として、政治家という仕事が普通のことになってきた。

今もし僕が20代だったら政治家を選択肢の一つに入れてたんじゃなかろうか?

かくして僕も来月あたりからちょっとだけフレッシュな政治家のみなさんとコラボレーションするような企画を考える、かも。

宗教にも政治にも極めてクールに接してきたけど、ノンポリも立派なポリシーなのでご心配なく。

衆議院選挙が自民党の歴史的な敗北で幕を閉じた。

選挙のたびに思い出すある男の人の後姿を今回は今までの選挙以上に今そこにその男の人がいるかのように思い出す。


ずいぶん前の話になるが、彼は1993年の第40回総選挙の開票の様子をテレビで食い入るようにチェックしていた。

そして自民党と社会党が惨敗し保守3新党が躍進したとことが決定的になったとわかった瞬間、テレビを見つめたままたったひと言、こう言った。

「俺も終わったな…」

僕が知っているその人はとてもクールなサラリーマン経営者なのに、本当に辛そうだった。

自分の力ではどうにも出来ないものがあって、その無力感を実感させられた瞬間だったのだろう。

彼はしばらくしてその会社の役員を退任し、子会社の社長に転出した。

それまで家族のことも省みず仕事一筋で無口に弱音も吐かずに頑張ってきたのがこの結果か?

そういう背中だった。


退任の直前、初めてオフィスに連れて行ってもらい「ここが僕の席だよ」ともう少ししたら主が変るデスクを指さした。

退任の前日は毎朝お迎えに来ていた社用の黒塗りのリムジンに乗って一緒に帝国ホテルに食事に出かけた。

「明日の朝が最後だね、よろしく頼むよ。今までご苦労さま」と運転手に声をかける姿は寂しげだった。

派閥や政治は、大きな組織においては避けられない巨大な壁となって立ちはだかる。

彼はその力を利用して登りつめ、その力の前に倒れたのだろう。

がんの告知を受けても仕事のために手術を拒む不屈の精神の持ち主だったのにもかかわらず。

今は妻と娘夫婦と2人の孫に囲まれ、幸せそうに余生を送っている。

これは僕の近くて遠い存在である実の父親のお話。


僕は彼を越えられるのだろうか?

いや、越える必要なんかないのかもしれない。

今はただ自分の携わるこの会社のことを考えて走り続けるしかないのだから。