第一章 ・・・禁忌の力 13 | sinobuがなんかgdgd描いてるブログ

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このブログは、
大学生活で新たな目標を見つけた
時松シノブの一大抒情詩である・・・・。

 ゆ っ く り し て い っ て ね w

 お経というのは、こうも人を眠くさせるモノなのか・・・


・・・と俺はつくづく思った。


般若心境(心の中でこう呼んでいる)は未だやまない。


霊魂を呼び出す儀式というモノは、案外時間がかか-



パタッ・・・


 ! えっ、なに!?


 ・・・霊が宿った合図!?



桜木さんはふっと・・・倒れた・・・。


安らかに、眠りに就いたような顔で・・・。


 ・・・やすらかに・・・ねむったような・・・




 「痛みさえ感じなかったでしょう・・・頭部を正確に一撃で打ち抜かれてますから・・・」


 「あぁ、奴ら【Rippers】一味の殺り方だ」


 ・・・・・・・・・・・・



あの事件のとき、刑事やら鑑識やらが、そう話していた。


アイツの死相・・・とでも言うのか、


顔は至って、「安らか」だった。



 ・・・・・・まさか、死んで、ないよな?



一抹の不安がいやでもよぎる。


額には嫌な汗がにじみ出ていた。



「-桜木さん? 桜木さん!?」



揺さぶっても目を覚まさない。


息の漏れる音も、聞こえない。



「桜木さん・・・? 起きて!」


うっ・・・



・・・起きあがった。髪が顔に掛かる・・・。


そして-



「あ、れ、アタシ・・・男に、撃たれて・・・意識を、失って・・・」



邪魔な髪をどかした・・・。



・・・・・・・・・美波の顔。


南郷 美波【ミナミ】、まさにその人。


一瞬、泣きそうになったのをこらえた。2人とも。 



「・・・レ、ン? ・・・アタシ、一体-?」


「美波・・・!」


「ねぇ、ここっていった-えっ、ちょ、急に抱きつかないでよ!?」



無意識に、抱きしめていた。


 -し、下心はないからな・・・!



「・・・く、苦し・・・は、離しなさいってば!!」


「ぐぁっ!」



突き飛ばされた。


ケンカしたときみたいに。



「で、ココどこ? 何このカッコ? アタシに何があったの? ・・・全部説明しなさいよ、レン!」



懐かしい、あの怒り顔-


・・・って、えっ? セツメイ?・・・



「何も、知らないのか?」


「知るわけないわよっ!」



怒りを通り越して、もはや困惑の表情である。


ほんとに何も分からないようだ・・・。



 まさか・・・死んだイキサツを本人に話すコトになろうとは・・・。


 -オカルト研究会のヤツに話しても、信じないぞ。



俺は、隠し立てせず、素直に白状した。



別れたとき撃たれて死んだこと。


美波の親に叱責されたこと。


裁判で犯人は極刑となったこと。


美月と出会ったこと。



「そう・・・だったんだ」


「あぁ」


「-寂しかった?」


「-お前もだろ?」



ドキッとした様子。


時々見せる困り顔。


「えっ、べ、別に-」


「“別に”ってコトはないじゃん」


・・・寂しくなんてなかったんだから・・・



・・・・・・・・・・・・・・・



そして、俺は、本題に移った。


美波に会えると分かったときから、話そうと決めていた。


-俺が、“予見者”であることを。



「美波-」


「ん、なに?」


「じ、実はさ・・・」


「・・・・・・・・・知ってたのよ」


「実は俺・・・へ?」



 な、何を知ってるって言うんだ?



「レンがフツーの人じゃないって」



-今度は俺が困惑の表情を浮かべることになった。