車家店主小川修氏の語録
昨晩、車家店主、小川様がお話くださった中での、備忘録として。
創業当時、売上台帳の横に線を引いて、売上とは別に、「信用」をどれだけ獲得できたかを
書きこまれていたそうだ。
たとえば荒天の中でも頑張って店を開けていて、それで立ち寄ってくださったお客様。
それがたとえ1日5人でも、その方たちにはとても喜んでいただけ、信頼も勝ち取ることが
出来たことになる。
逆に外部要因でわっとたくさんのお客様が来られて売り上げが上がったとしても、
その方たちにとっては、たまたまの店であり、たいした信用も勝ち取ることが出来ていない
ということになる。
そして、信用頂けたお客様は、また戻ってきてくださる。
その蓄積が大事だと。
しみじみと、信用が一番とおっしゃっていた。
数字に表しにくい、信用という、しかし最も大事な経営指標を、いかに見える化するか。
そういうことを、当時から考えて実践しておられた小川氏には頭が下がる。
たくさんの学びのあった夜でした。