マクドナルドの高齢者向けCM
マクドナルドは公園の滑り台の上でじゃんけんして、
好きなマックフロートを選ぶというTVCMを流しています。
見た記憶のある方も多いのでは?
じゃんけんに負けた人が「ラッキー!」と叫ぶ、明るい感じ
のCMなのでさらっと流してみてしまいますが、
そこに登場したのは皆、高齢者。
「子供向け」だったマクドナルドが、高齢者を意識的に
取り込もうというわけです。
これまでも100円コーヒーなどの登場もあり、
高齢者の憩いの場として徐々にマクドナルドの利用者が
増えてきているようです。
高齢者社会がいよいよここまで来たか!
と思わずにはいられません。
ところでこのポスター↓
「ハローズシニア倶楽部 会員募集中」
何のお店の会員募集かというと・・・
コイン落としなどのゲームが人気のようです。
マクドナルドと共通するキーワードとは、どちらも
安くて長時間居られる
ということでしょうか。
どちらも、これまで子供のたまり場だったところです。
また、こういう場所に「大人」が入ることに、
あまり抵抗がない老人も増えているようです。
このような商業施設が高齢者の受け皿を担う
という社会的な側面・・・ビジネスとしてのうまみが
さほどあるようには思われませんが、でも、
そこにシフトせざるを得ない日本の市場。
今回はその断面を切り取ってみました。