グローバル営業のスタートの仕方
中小企業が海外展開を図ろうとした際に、どのようにして営業すればよいのか?
つい、商社や代理店を頼りがちになりますが、可能な限り、「直接」営業を行ってください。
今はそれが可能な時代です。
その具体的な方法の一つは、現地で開催される展示会への出展。
JETROのHPには、各国の展示会情報が集約されています。
http://www.jetro.go.jp/j-messe/country/
たとえばですが、
インドネシアで2013年09月04日 ~ 2013年09月07日
にて開催される、
「Truck Indonesia 2013(第11回建築・鉱業用特別車両展)」
特殊車両‐特に建築産業関連車両
というのがあります。
一昨年の実績は、以下の通り。
来場者数 : 5560 人
出展者数 : 148 社
展示面積 : 6558 sq.m.
・・・どうでしょうか? まだまだ? 魅力に欠ける?
そうです。だからこそなんです。
展示会として十分に注目を集める段階になったら遅いのです!
電車が満員になってから慌てて乗るか、始発駅から座って乗るか。
早めに出て勝負するから、リスクもあるが、得られるものも大きいのです。
ある企業は、30年ほど前に韓国の展示会に試しで出展し、
それがきっかけでサムスンなどとの取引ができ、
30年来継続して取引を続け強固な関係を気付いているところがあります。
もちろんそのころは韓国企業なんて、ほぼ誰も見向きもしなかった時代にです。
その企業も、十分な戦略があって、そこに出展したわけではないのです。
では、どの国の、どの展示会を選ぶべきか?
それはもう、あなたの「嗅覚」しか頼るものはありません。
それで、必ず失敗します。その失敗が次への糧になるのです。
JETROに行けば相談にも乗ってくれます。
使わない手はありません。