人は、一行何文字までが読みやすいか?
先日、経営者の交流会に出席しましたら、
そこでチラシを配られている方の、そのチラシに見覚えが。
それは先日私が作った、目黒法人会様のセミナーパンフレット。
そのレイアウトを、まるまるそのまま流用されていたからでした(笑)。
これには驚きましたね~ いや、それ自体は嬉しいんですよ。
その方の目に留まって、「これを参考にしよう!」と思っていただけたの
ですから。
このように私はコンサルタントとして、必要であれば、パンフレットや、
その他諸々の販促物のデザインまで作りこみます。
しかも、素人と馬鹿にしちゃいけません。
人がマネして下さるようなデザインを作るのですから(笑)。
ですからクライアントにおいて、なかなか効果が出ていなかった販促物も
作り変えてしまいます。時には、具体論が必要ですから。
でもそれは、美的センスの有無ではなく、
「しっかり情報が伝達できるかどうか」
を考えてデザインするから、これまでとは違った効果が出せるのです。
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ところで、皆さんも、チラシまでいかずとも、いろいろな文章を
お客様に提出しますよね?
では、一行当たり、何文字までに収めると、読みやすいか?
ご存知ですか?
ヨコ組みの場合は、26文字が理想的。最大でも30文字前後。
これは「人間工学」の分野できちんと研究されていることです。
タテ組みの場合は、41文字前後まで。
(※いずれも日本語の場合です)
これまで、なんとなくレイアウトしていませんでしたか?
感覚的に出来ることだから、そこを突き詰めずに、なんとなく。
すると、なんとなくの効果しか出ない。
「しっかり情報が伝達できるかどうか」
を考えてデザインする。
これありきです。
きれい、かっこいい、も大事ですが、それは二の次です。
ちなみに、自分で全てを作るわけではありません。
必要な部分はプロに託します。
それでこちらの期待以上のものを作ってくれるのがプロ。