戦略よりも大事なもの
かなり思い切った記事を書きます。経営コンサルタントして。
戦略とは。
戦略は、経営上、重要であるのは論を持ちません。
コンサルタントも、戦略論だの、戦略構築については、いろいろなことを
言っております。
しかし。しかしです。
戦略を立てて、意図的に進むことがありきですが、
あなたの会社を振り返ってみてください。
あなたの会社が苦境に立ったときに、意外なご縁で助けられたり、
思ってみなかったところから引合が来て、それが今の収益の柱に
成長してくれていたり・・・・
そのような、意外と、「思ってもみなかったこと」で、今がある。
という会社は少なくないと思います。
戦略は大事ですが、それはあくまでも自分達の頭で考えたこと。
でも、ビジネスは、「関係性」の中で成り立っていくもの。
むしろ大事なのは、
そうした思わぬきっかけ、機縁というものを逃さぬよう、
「開いている」こと。
「兆し」を見つける力を養うこと。
つまり、
「こうありたい」と考え、自ら道筋をつけていくことが大前提。
でも結果的に、それは様々な関係性の中で成就していくもの。
私は、いろいろな企業において、新規事業の立ち上げや、
販路拡大といったお手伝いをしていますが、
ここが分っているかどうか。
そして柔軟に変化対応しながら発展していけるかどうか。
それができるかどうか。
ここが成否を分ける大きな分岐点だと実感しています。