営業の教科書には書いてないこと(たぶん)
お客様のところに行って、話しのきっかけとして、
「お天気」の話題。
これって、いろんなところで推奨されていますので、営業の際に、
それを使っている方も少なくないと思います。
「いや~今日はよい天気ですね~♪」とかなんとか。
会話として当たり障りが無いですし、誰にでも共通しますから、
確かに有用です。
当たり障り無く、親しくなるためには。
でも、それって、それだけじゃん。
どうせなら、そのついでに、たとえばですが、
「いや~今日はよい天気ですね~♪
私は朝はいつも5時に起きてジョギングをしているので、
こういう日は嬉しいんですよ。
で、いつも走っていると、日本には四季があるといわれてますが、
実は、日本には12の季節があるって感じられるんです。」
こんな話しをすることで、無駄話のようで、
・私は、難しそうなことでも、決めたことをやり続ける人間である
・私は、自然に親しみ、感性も豊かな人間である
というメッセージまでさりげなく相手に伝えていることになります。
相手に、自分のことを高く売ることができます。
天気の話しのついでに、です。
常に、自分の位置を高める。常に主導権を握る。
営業たるもの、これを常に意識しておかねばなりません。
腰は低く、頭は高く
とでも言いましょうか。
当然ながら、相手にどういうイメージを伝えたいかは、
人それぞれだと思いますから、何を話すかも、人それぞれです。
また、話しタイミングや、相手を見ながら、というのも大事。
常に、もうひとつ上を考える。
そんなクセをつけておくと、いつのまにか、見える景色が変わってきます。