イタリアのおばあちゃんのお話し
以前見たTV番組のワンシーンをふと思い出しました。
それは海外のいろいろなところに寝泊りして、いろんな体験をさせてもらう
という人気番組だったものです。
その回は、イタリアの田舎のおばあちゃんから料理を習うという企画だったと
思います。
難しい料理を作る際に、体験者の女性が
「温度計とか使わなくて大丈夫なの?」と聞いたら、おばあちゃんは、
「そんなもの使って、壊れていたらどうするのよ(笑)」
と答え、昔ながらに、自分の目と耳を頼りに料理を作っていました。
おばあちゃんの、その言葉。
初めてそれを聞いたときも、すごい真理を語っているなあと感じましたが、
たしかに最先端の分野でも、「目視」は重要な管理方法です。
システム作りにおいて、わたしたちは、このおばあちゃんの言葉を
常に心にとどめておく必要があるのでしょう。
それを忘れると、いざというときにえらい目に遭います。