スタンフォード白熱教室を見て
NHKで3回シリーズで起業家育成授業でのブレーン
ストーミングの様子を放映していました。
なかなか興味深かったのは、
アイデアを出す際に、良いものを考えようとすると、
従来の発想の上に何かを付け加えようとする。
だから結局、斬新なアイデアはなかなか生まれてこない。
ということ。
逆に、まず最悪の状態を考えさせる。
さらに、その最悪のものを最良のものにするにはどうすれば?
と考えさせる。
すると、
従来の枠に無い、面白いアイデアが生まれてくる
可能性がある、というもの。
たとえば、自動車の開発であれば、
最悪な自動車・・・
ブレーキが利かない自動車
ハンドルが単なる飾りの自動車
椅子が屋根の上にある自動車・・・
ここから、(以下は私の発想です・・・面白いと思ったら
すぐ自分でも試してみないと身につきませんから)
実は、ブレーキやハンドルが利かないのではなく、
人間が運転しなくても良い自動車!
リフトアップで後部座席が上がり、
二階建ての高さで景色とオープンカーの開放感を
味わえる車!
こんな発想が生まれてくるというわけです。
たしかにこれは使えそうですね。
また最悪のことを考えるのって、どこか笑いを誘う発想
というか、クリエイティブさが要求されますよね。
ここも大事な要素なのでしょう。
「最悪のアイデアが、斬新なアイデアを生むエンジン」
なるほど。
営業改革などの発想法としても、とても勉強になりました。