できるだけローンを使わない理由
今回は個人レベルの話ですが、
以前、ほとんどの人に理解されなかった考え方があります。
それは、ローンを使わないということ。
車や家電製品など、お金が無ければ買わずに我慢する。
お金が出来てから買う。
どうしても必要というなら、それなりのものを買って我慢する。
実際、5万円の中古車を買ったこともあります。
それでカーステレオを自分で取り付けたりして(笑)。
さすがに住宅は、なかなかそういうわけには行きませんでしたが
とっとと完済しました。
ローンを組むということは、金利負担のバカバカしさもさることながら、
それは、返済するアテがあるという前提で、自分の将来にリスク
を負わせることになります。
こんな話しをすると、ずいぶんと、変わり者扱いをされました。(笑)
ローンを使わないと、もちろん生活の幅が限られてしまいます。
資産運用としては、ある意味非常にもったいないですし。
それでも、生活基盤においてリスクを背負うことの方が私は嫌なのです。
(蛇足ですが、ただ盲目的にリスクを恐れているわけではありません。
株式での信用取引もやります)
常に、最悪の事態を想定する。
根拠の無い楽観は、悪である。
この前提で物事を考えるようにしています。
特に、「根拠の無い楽観」は、至るところに転がっています。
(これからもこの状態がしばらく続いてくれるだろう♪)
(これ以上、悪くなることは無いさ)
(あしたがあるさ!)
などなど。
でもそんなふうに考えないと、窮屈で、気持ちが暗くなってしまう?
いえいえ、そこから考えることで、足許がしっかりとし、
安穏と、気楽に生きられるようになります。