恩讐の彼方に
ビン・ラディン殺害についての考察続編です。
敵討ちの報復合戦に虚しさを感じる日本人。
あれを素直に喜べない日本人。
ふと思ったのですが、その源のひとつは、ここにあるのかなと。
「恩讐の彼方に」 菊池寛
確か、国語の教科書にも載っていたのではないでしょうか。
仇討ちの相手と一緒にトンネルを掘る話しですね。
あの物語が持つメッセージが、どこか日本人の深いところに
染みこんでいるような気がします。
優れた小説を読むことの大切さ
改めて痛感。
ホワイトハウスにも一冊送っておきたいものです。