日暮里で「あの日の昭和」を感じた「にっぽりマルシェ」
日曜日に、日暮里駅前で月一回行われている祭事、
にっぽりマルシェに行ってきました。
これは民間の有志で立ち上げた手作りの催事とのこと。
写真に写っている赤ジャんのお兄さんは、
新潟からやってきたバリバリの農家さん
この催事のために、自分で作った
無農薬のお米や、お餅を持ってきていました。
「誰が、どうやって作ったか」が、めちゃくちゃ明瞭です^^
お餅をその場でも試食させてもらったんですが、
醤油とか、何もつけなくても、もち米の甘さというかうまみだけで
美味しく食べられます♪ いや、美味しいというか、これが、
食べ物本来の味!
と、叫ばずに入られません^^
生産量が限られるので、地元でもスーパーなどでは売っていないそう。
レア度高し!!
このほかにも、山梨から、手作りの饅頭を、朝から作ったものを持ち込んだ方。
餡はもちろん、よもぎ、きんぴら、梅、たくさん種類があります。
こちらも、余計なものを使わず、ほんとうに素朴な味です。
あとは、隠岐・・・隠岐ですよ隠岐。
隠岐のわかめと塩だけで作ったおかゆ
も食べましたが、これがまた、うまいこと。
つい、写真を撮り忘れております^^;
「嘘のないものを出したいから」と、すべて隠岐のものを使って
作ってくれています。こういうのが、嬉しいじゃないですか。
その他、会津など、地方の名産とか物産という、
デパートの物産展などで買えるものではなくて、
きちんと作っているが、
流通に乗らないもの。
そういうものが並んでいます。
かつて、高度成長期を堺に食品産業が発達し、
いろいろな加工や添加、味付けを施され、
均一化、合理化、経済化されてきた、そういう流れの中にないもの。
そういえば、さきほどの新潟のお兄さんが言っていました。
「今度、サトイモを持ってきたいんですよね。
この辺で売っているのと、味が全然違うから」
まさに、そういうものを食べたい。
いうなれば、
昭和のあの日、の食べ物。
でしょうか。
ところでこの催事、高齢者にも楽しんでもらいたいという事で、
昭和歌謡のイベントもやっていました↓
東京大衆歌謡楽団さん 全員30代でしょうか?
若いんですが、演奏も歌もしっかりしてます!
映像はこちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=bLN0MqRaNo0
そして、この山手線の日暮里の駅前、
再開発されて綺麗なビルが建っていますが、
実は、戦後に闇市が開かれていた場所だそうです。
かつて闇市の跡地が再開発され、そこで再び
昭和の佳き日を思い出させる催事が行われている。
面白いですね。
次回は3月21日(祝日・月)開催だそうです。