展示会の事前集客の成果
昨日の記事の続きです。
かつて名刺交換した相手・・・膨大な数の見込み客に対して、どう
アプローチするか?
というテーマです。
ある企業では、選別した結果約1,500件のリストが出来ました。
そこに対するアプローチの手段はいろいろあります。
ダイレクトメール、電話、訪問、メールマガジン・・・・
反応率を高めることと、効率も考えた中で、今回選択した手法は、
Eメールの一斉配信。
ただし、OUTLOOK EXPRESS を使い、メール本文に差込印刷を行
なってもらいました。
お客様の名前などを差込むのは当然として、
さらにちょっとした工夫をして、本文中にも、その人個人に宛ててメール
を書いたと感じてもらえるような 情報の差し込みを行いました。
そして、ちょうど先日、その企業が展示会に出展するタイミングで、
よくありがちな出展のお知らせメールではなく、最新情報をお知らせす
る内容とし、それを実際にご覧いただける機会として展示会の日程をご
案内しました。(←この違い、すごく大事なことです)
これにより、
「以前あなたにお話したこの件について、こういうことが出来るようになり
ました。ご興味があれば、ちょうど展示会がありますのでお越し下さい」
というメッセージを発信したことになります。
これだけの工夫をするだけで、メールを受け取った側に、
「情報が刺さりやすくなる」
のがお分かりいただけるでしょうか?
特に展示会の案内などは、「また来たか・・・」ですよね?^^
「情報を届ける」だけでは駄目なのです。
そしてさらに、もう一工夫をすることで、(ここは企業秘密!)
展示会当日の商談予約を13件!
得ることが出来たのです。
期間中、ほぼ面談枠がそれで埋まってしまいました。
展示会をやる前から、誰が、何に興味を持って、何時来てくれるのか
を、一般の中小企業でこれだけつかめることは、なかなか難しいこと
です。
来場者ではありませんよ、商談予約の確保です。
営業マン何人分かの仕事に充当するはずです。
一般的に展示会でやることといったら、
展示会の案内状を送付し、当日の来場をお待ちしている。
そんな感じが多いでしょうか?
今回お話ししたのは、手法とすれば、一般的な
OUTLOOK EXPRESS で、メール本文に差込印刷する
というだけ。
営業手法そのものは、どこも大して変わりません。
大事なことは、「顧客の心理」に基づいた仕組み作り。
お客様のことを本気で考えた情報発信。それありきの自動化です。
そこが根幹に無いと、やはりこれだけの反応は得られないと思います。
ZACCESS Consulting株式会社