「ありがとう」よりも心に届く言葉を
みなさんは、「ありがとうございます」とよく言うと思いますが、
これは、お礼の言い方としては、
あまりにも普通すぎる、安易すぎます。
(もちろん、それを言わないよりは、百万倍良いことですが)
更に言えば、
「ありがとう」と言っておけば、それで感謝の気持ちを伝えた気になっている。
「すみません」を無意識に、常套句として用いるのとたいして変わらない
安易な使い方をしてないでしょうか?
鋭い人はそれを敏感に感じ取ります。
だから、営業などでも、「ありがとうございます」は、確かに大事な言葉
なのだけれども、
「ありがとう」ではまだ甘い。
相手の心に刺さりにくい。
のです。
本当に相手に気持ちを伝えたい場合は、
さらに違う言葉を用いるべきなのです。
では、どういうべきか?
「あなたとお話しできて、ものすごく楽しかったです」
「ご依頼いただき、とても嬉しいです!」
「お会いできると思うと、今からワクワクしています」
このように、
あなたの感情を素直に表す
ということ。
こういうの、男性はちょっと苦手ですよね?
しかし男性だからこそ、自分なりに使える表現を獲得すべき。
「ありがとう」という言葉は、決してあなたの”感情”を表している
わけではありません。
ところで。
覚えていますか?
「感動した!」
小泉さんのあの一言。
まさにあれが感情を伝える言葉。
それが、人の心に刺さるのです。
これが感情を表すという事。