営業力診断クイズ
【Q】
あなたが、とある宗教の勧誘係だとしましょう。
(ビミョウな設定ですみません^^)
そして、あなたの知り合いのAさんが、すでに熱心な別の宗教の
信者だということがわかりました。
さて、この知り合いAさんは、あなたにとって、
(イ) ほとんど見込みのない相手
(ロ) 有望な勧誘見込み相手
のどちらだと思いますか?
【A】
お察しの通り? Aさんは、(ロ) 有望な勧誘見込み相手となります。
つまり、他の何教であれ、熱心に何かを信じるAさんは、
そもそも、そういうものに全く興味の無い人(宗教心の無い人)よりも、
何かのタイミングで、こちらの信者になってくれる可能性が
高いというわけです。
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これを普通の営業場面に置き換えると、
「それ、すでに別のところでやってますから」
「それ、もう買っちゃったから」
などと断わられるケースでしょうか。
特に、乗り換えや買い替えが可能な商品やサービス
(保険、金融商品、プロバイダなどなど)
ならば、そういう回答には十分にチャンスがあるわけですね。
しかし、そういわれて、「ああそうですか~・・・」と、諦めが顔に
直ぐ出る営業マンが、なんと多いことか!
もちろんそこで強引に何かをしようとすれば、うまくいきません。
たまにそういうタイプの営業マンもいますけどね。
将来有望なお客様になってくれそうだと思えば、
じっくりと、まずはGIVEの精神で、お役に立つところから入っていく
ことがスマートでしょうか。
そもそも、
「すでに他のもの」をやったり、買っていると聞いて
すぐに諦める営業マンは、
そもそも、そのお客様と長いお付き合いを
する気が無いに等しい
のです。
だから良いお客様を作ることが出来ない。
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私も、あるところで、一年以上、一切こちらからは何も求めず、
こちらが出来ることをさせて頂いていたら(もちろんそれは、
別に見返りがなくてもやるつもりだったことですよ!)、
最近、意外な流れで仕事の依頼を頂く事が出来ました。
難しいことかもしれません。
簡単に諦めるのでもなく、強引に押し込むのでもなく、
長いスパンの中でお客様になっていただく。
でも、もちろんボランティアをするわけでもないのですから。
さて、そうなると、こういう営業スタイルで成功するには
何が重要になってくるかわかりますか?
それは、
お客様の見極め
です。
お付き合いすべきお客様かどうか。
これを見極める【嗅覚】を磨く。
これが必須となります。
まあ失敗しながら身についてくるものだと思いますが、
それを意識して動いているかどうかで、数年後の結果は大きく
変わってきます。