◆他人の行動を変えさせるには(その3)
では、相手を動かすために、私たちはどうすればよいのでしょうか?
その時の賢い言葉の使い方とは、
事実だけを伝える
これだけでよいのです。
だから先ほどの例、電車の中では
「音、漏れていますよ」
短く言えばこれだけです。
伝えるのは、『事実』だけでよいのですから。
ただしできれば気さくな感じで伝えるとより良いでしょう。
そして、事実だけをさりげなく伝え、
どうすべきかを相手に任せることで、
相手は反発したり、頑なになったりせずに
音量を下げやすくなるわけです。
私の場合は、さりげない感じで、
「音、結構漏れちゃってますよ」という感じで相手に伝えます。
実際に、電車の中で何度も使っていますが、
これまで一度も反発されたことはありません。
これが営業スキルとしても、すごく大事だという事です。
もしも、これまで、この例に限らず、
相手にして貰いたいことを、上手く伝えられなかったと
いう方には、とても便利で実用的な方法です。
ただし、このスキルを使いこなすための、3つの注意点があります。
これを知らずに使うと上手くいきません。
(すみません!長いので続きとします)