◆一休さんの宇宙理論
先日の記事を書いていて、思い出したことがあります。
私は子供の頃、宇宙について考えるのが好きで、
宇宙の果てはどうなっているのか?などと、よく考えたものです。
その時、ふと思い至ったのが、
無限大に大きくしていったものは、最小になる。という考え。
つまり今自分が存在している宇宙空間は、誰かの身体の中の、
一細胞の中。という考え。
後々知ったのですが、実は、一休和尚も、
「この世界全体は大きな蝸牛(かたつむり)で、人間はその中に住んでいるのだ。
さらにその人間の耳の中にもそれぞれこの世界と同じ形の蝸牛がいて、
その中にも人間たちが住んでいる。そしてまた、この世のさらに外側にも同じよ
うに、とてつもなく巨(おお)きな蝸牛がいるのだ」
と言っています。
蝸牛宇宙論とでも呼びましょうか。
蝸牛・・・とても不思議な感じがしますが、
確かに、あの形状は、宇宙っぽい。それに実際、蝸牛管と言いますよね。
(榊原耳鼻咽喉科医院さんのブログより転載)
まだきちんと教育を受けていない子供の着想、そして一休和尚の発想、
そういうものが符合するということは、たぶん、宇宙ってそういう構造
なのではないのかなと、かなり真剣に私は思っています^^
それはさておき。
このように、未知のこと。自分の手に余る、良く分からないこと。
身近でもそういうことは少なくありませんが、
そういう事に対して、実は、自分の奥深いところで、分かっていることが
在るかもしれません。
アタマ=大脳皮質で考えるよりも、本質的な捉え。
それが、本当の意味での「内観」ということかもしれません。