◆立川談志に圧倒された夜
先日、立川流二つ目大集合の落語会に行って参りました。
出演者の錦魚さんに無理やり?チケットを買わされました(嘘)
目玉は、
ゲスト:立川談志
CDなどでは談志師匠の落語は聞いていましたが、
ナマは初めて。
大病を患った後に引退宣言?されていますから、たぶん、落語は
やらないだろうと思いつつ、出かけてみました。
それ以来の高座とのことで、
声が上手く出ないので、ピンマイクをつけての登場。
でも、話しはじめて、すぐ、
日本シリーズを見に行った人の話をしつつ、ひょいと、師匠が視線を
動かした先に、その人がいるんじゃないかと、私、つい反応してそっち
をみてしまいました。
その視線に、チカラを感じ、ぞわっときました。
すごい体験をしました。
師匠本人は思うように声が出ず、つらい高座だったと思いますが、
談志の生きざまの全てを賭けて、死ぬまで、
落語を続けて欲しいものです。
ところで、ご存知のように落語には、人情噺というジャンルがあります。
実は、笑うことと、泣くことは、かなり近いことだと私は思っています。
藤山寛美とか、子供の頃TVでよく祖父と見ていたなあ・・・