◆リッツカールトンは本当にすごいのか?
先日、友人と話をしていたときの事。
「そういえば、以前鬼頭が言っていた、リッツカールトンのこと、
自分も泊まってみて納得したわ」と。
巷間では、リッツカールトンのサービスは、“伝説”らしい。
そういう類の本がたくさん出回っていますね。
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私が、その友人に語ったこととは。
もうかなり前になるのですが、大阪の梅田にリッツに泊まってみた時のこと。
しかも、エレベーターでもカギを入れないと行けない上の方の部屋に!
何事も研究です!
そして、いざ行ってみると。。。。
どこにあるのか分かりにくいフロント。
そして驚いたのは、レストランのある階。
暗い。そして複雑な廊下。
私でも怖いくらい。
私の歳でさえそうなのだから、お年寄りは、ほんとうに戸惑っておられた。
この時点で、サービス云々を語る資格は、このホテルにはない。
たとえ万人が褒めようが、私は認めない。
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そういう主旨のことを、友人に話したのでした。
その友人はさらに、意地悪く?コンシェルジュを試したらしいのですが、
その対応も、かなりな期待はずれだったようです。
友人曰く、お客様を紳士淑女としてもてなす以前に、自分達が
高いプライドを持ってしまい、上から目線で客に接している。
リッツカールトン本来の精神はそこでは体現されていないと。
リッツカールトンのサービスが素晴らしいと思っている人へ。
あなたは、なぜそう思っているのか?
あなたの目や足で、実際に確かめてそう評価しているならOK。
でも、本を読んだだけ?それは他人の評価に過ぎません。
実際、自分の考えだと思っていることでも、
意外と他人の影響を受けているものです。
さらに言うなら、他人に、“流されている”ことは少なくありません。
リッツカールトンに関しては、万人が認めていようが、私は認めない。
なぜなら自分で確かめたことだから。
(ご指摘を頂いて記事を一部訂正させて頂きました)