◆事業仕分けを嗤う(営業改革の視点から)
営業改革コンサルタントの大事な仕事のひとつ。
それは、営業の生産性を高めること。
それは、小難しいことではなくて、まずは、いかに営業マンの、
社内での会議と事務処理の時間を減らさせるか。
しかし、ひとつひとつの会議や書類は、それぞれ何らかの必要性が
あったから、作ったもの。
個別に見ればひとつも無駄なものはないのです。
それを
ひとつひとつ精査して潰していこうとすると
・・・絶対に無理!
ではどうするかというと、
1)外に出る絶対的な時間を確定する
(毎週4日は、外回り、などと決めてしまう)
もちろん外に出て何をやらせるか、も大事ですが、まずは
時間の構造化が先。
2)会議は月に3つまで。提出書類も3つまで。などと決めてしまう。
これも上限を設定して、後のものは必要だろうが削ってしまう。
これくらいのことを、しかも、
時間をかけずに決めてしまうこと。
ここも大事なコツです。
これくらいやらないと、いつまで経っても、営業は外に出られません。
そしてここで書いたことは、まさに事業仕分け。
・・・いや違います。これは「仕分け」ではありませんね。
仕分けようとしている時点ですでに駄目なんです。
私から言わせれば、民主党の事業仕分けは、単なるお遊び。
目的が何なのかさえ、見えてきません。