◆「抜群の記憶力 でも空気が読めない(東大生)」週刊現代
「週刊現代」10月16日号
タイトルに惹かれて読んでしまいました^^
「抜群の記憶力 でも空気が読めない
いま話題 アスペルガー症候群(発達障害)の東大生たち」
ざくっと内容を紹介すると、
アスペルガー症候群とは、発達障害の一種で、
人の気持ちを理解できない、空気が読めない、興味のあることに強く執着する傾向
を持ち、しかし一方で論理的思考が得意で、記憶力にも優れる。
だから受験勉強には強く、ゆえに東大には自然とアスペルガー症候群の人が集ま
りやすい傾向がある。
という論旨の記事。
・・・確かにその通りだと思います。
成績だけで選ぶ以上、そういう傾向が強くなる。
研究職など、アスペルガー症候群の特性を活かした仕事につけば、おおいに
力を発揮することも期待できるわけですが、
すごい大学を、優秀な成績で出たからと言って、いや、そうだからこそ、人的な
対応力に著しく欠けている可能性もあるわけです。
そこを見極める目を持っていないと企業としては偉い目に逢います。
人を採用する側にとって、性格面に対する洞察力をいかに高められるか。
なおざりに性格テストをやって、その結果をなんとなく見ているだけでは駄目。
さすがに面接時に、アスペルガー症候群のチェックシートをやってもらうわけには
いきませんが、ちょっとした知識を持って面接をすればある程度の判断は可能です。
また、性格を把握するためには、交流分析によるエゴグラムでの、多面的で視覚
的な性格分析をすることが、専門知識がなくても分かりやすく、実践的かと思います。