◆経営者からの営業相談風景
ここのところ連日、経営者の方からのご相談を頂いて動いております。
ありがたいことです^^
営業相談といっても、経営者の方ですから、かなり経営戦略的な相談を
私にされてきます。
私がそこでいくつか共通して、みなさんに指摘することがあります。
御社の志や、技術の素晴らしさは理解しました。
(↑そこを私が理解納得できるまでは、いろいろしつこく質問します^^)
でもそのせっかくの素晴らしさが、実際の御社の顧客に対し、インパクト強く
的確に、直接、しっかりと届く状態にはなっていません。
もっと、”かくかくしかじか”のやり方に変えてみてください。
・・・と、まずはこんなことをよく話すでしょうか。
ちなみに、”かくかくしかじか”の部分には、その会社向けの具体的な
アイデアを示します。
すると、経営者の方からは、たいていの場合、
「なるほど!それなら、実は、こういうことを考えていたんですが・・・」
などどそのアイデアに被せるようにして、さらに、いろいろなアイデアが出てきます。
「おおっ!それ面白いじゃないですか!それやりましょう!」
「いいですね!でもここはこう変えた方が、もっと良いですね」
という感じで、私も応え、どんどんアイデアが具体化していきます。
このときはすごい盛り上がります(笑)。
もうひとつ私が指摘する大事なこと。それは、
「ならば、もっと直接ターゲットを攻めるべき」
「理解してもらうには、顧客のトップからアプローチすべき」
という事。
このブログでも、この点は折に触れ、しつこく書いています。
そして、その重要性と、その会社向けのやり方をお話しします。
「実は、それができていなくて、困っていたんです・・・」
と言われることもしばしばです。
実際、ほんとうに多くの会社が、
担当ベースでの仕事、直接受注でない間接的な仕事のなかで、
ものすごく閉塞感を味わっています。
そこを打破する話しをするわけです。
まあ、私自身が自社の営業でそれを実践してますから説得力は
あるとおもいます^^
そして、賢い経営者は、続けて、
「自社の考え方や、商品に誇りと自信があれば、どんどんトップ相手に
話をしていくべきですよね。そこを間違えていました。」
と言われます。
あとはいかに実践するか、です。
・・・・・・・・・まあざっとこんな感じでしょうか。
気づけば、話が盛り上がり、2時間に及ぶこともしばしば。
上の話を読んでいただくと分かると思いますが、
大抵の場合、相談された経営者の方は、最後にはなぜだか、
すごく元気になっています(笑)
だから、こうしてお話しすることが、私にも実に楽しい時間。
だから正直なところ、あまり、仕事だ!という意識もないです^^
ということで今月も時間が許す限り、経営相談に行ってきます!