◆日本の製造業に大きく欠落しているもの | 営業改革コンサルトの活動日誌!

◆日本の製造業に大きく欠落しているもの

先日ある製造業の社長さんとお話ししていた事。


その社長、


”最近は、新しい技術を提案し、相手方もそれに興味を持っても、


なかなか案件が決まらないんですよ”・・・と。



その大きな理由が、


”新しい技術を使うには、当然出てくる課題をクリアしていく必要があるが、


そのための「チャレンジする気持ち」と「技術」の両方が相手側に足りない。”


だから全部コチラが考えてあげないといけない状況になってしまうとのことでした。



新しいことにチャレンジするには、


それ相応のエネルギーが必要となる。


でもそこが日本の多くのメーカーに欠けてきている


というのだ。


それもここ10年くらいの間に急速に。



かつて、新しいものを採用してもらうには、SONYさんへ持っていけ!というのが、


よく聞かれた言葉だった。


大企業であるのに、他での採用実績とかをさほど求めず、


面白い技術なら積極的に採用してくれていたから。


いまはどうだろう?




私が行っている営業コンサルティングにおいて、


付き合うべき顧客を”選ぶ”


ことが、成果を挙げる上で、極めて重要だと考えています。


あるクライアントさんでは、3年かけて取引先の構成を、


7;3で商社だったのを、5:5でメーカー直販にまで変えてきました。


だからこの時期でも好調な業績を上げています。


付き合うべき顧客を自ら選ぶ。


恐らく5年後10年後のあなたの会社の成長に、ここが大きく関係するはずです。