営業力に自信があるならなぜ「成功報酬」でやらないのか?
この質問もよくされますねえ^^
結果を出すのに自信があるなら、成功報酬型でやってくれませんか?等と。
さて、これに対し、私はどう答えているか?
当社は自信があるからこそ、
最初からきちんと報酬を頂くのです。
と、言います。
でも確かに、成功報酬型で、何倍も報酬を頂いた方が魅力的であることも
確かなんですよねえ・・・でもあえて、そういう仕事はしません。
それは、気に食わないことが二つあるから。
ひとつはクライアント側の覚悟の問題。
成功報酬で仕事をしてもらうという事は、うまく行かなかったときは、
支払わなくて済むから、気軽に発注できるわけですね。
その場合、失敗するリスクを背負わなくても済むわけです。
でも、ちょっと待てよと。
実際に行動するのはその会社自身であり、実際に結果を出すのも
その会社自身がやるべきこと。
その会社が主体的であるべきなのに、
なんだその中途半端な覚悟での取り組みは!?と思うわけです。
そんな覚悟でやるなら成功しません。
というかそんな会社と仕事したくありません。
それともうひとつ。
仕事を請ける側の根性。
営業で結果を出すとはどういう事か。
売上を倍にするとか、そういう数字で結果を計る場合。売上なんて、
コンサルティングしたことイコールで上がるわけではありません。
売上は、いろいろな要素が絡み合って上がるのです。
そんなことは誰でも知っていることでしょう?
まあコンサルタントのおかげでもあるのは確かですが、その結果と
コンサルタントの仕事の成果を直結させるのはおかしい。
何を偉そうに、と私は思うわけです。
実際、私は「先生のおかげで売上がここまで伸びました」などと
お礼を言われると、
「それは違います。売上を伸ばしたのはあなたの会社、
営業マンの行動の結果です」と即座に否定します。
本気でそう思っていますから。
それと、こんなたとえ話もします。
もしもあなたが大手術を受けるとしたら、
でも更に言うなら、成功も失敗も一緒に受け止められる会社と仕事をしたいと思います。