なりたい自分になるために
いきなりですみません。
↓ これ、何に見えます?
「ふくろう」の顔、に見えますか?
これは、 キオビフクロチョウといって、(生息地 ブラジル)
ふくろうの顔をまねた「擬態」をしている蝶です。
この蝶の天敵である「カマキリ」の、そのまた天敵が「ふくろう」。
だから、「カマキリ」に食べられないように、「ふくろう」の顔真似しているわけです。
ここまでは、文献に載っています。ふーん。
でも、ここでちょっと待てよと。
と、いうことは、この蝶は、
①自分の敵が=カマキリであることを理解している
ここまではいいでしょう。さらに、この蝶は、
②その天敵の天敵(ふくろう)は何であるかまで理解している
ことになります。自分の立場を、かなり客観視していますね。
さらにさらに、
③だから、ふくろうの、顔真似をすれば安全♪
という【複雑な思考】をしていることになります。
もちろん、ふくろうの顔がどんなデザインであるかも理解していることになります。
ちなみにこれをダーウィンの進化論的に説明すると、
この蝶の模様がランダム(無作為的)に変化していく中で、
一番食べられにくい、ふくろうに似た模様だけが偶然、確率論的に残った
という事になります。
しかし、この模様は、偶然出来たものとはとても考えにくい。
もちろんこの蝶が、「考えた」わけでもないでしょう。
むしろ、
生命体には、自分のなりたいように自分を変化させていけるシステムが備わっている
と考えた方が自然である気がします。
これを生命とは何かの定義にしても良いかもしれません。
ちなみに人間でも、水泳の選手には、手に“水かき”が出来てくるそうです^^
それはもちろん頭(大脳皮質)で考えて出来るではありません。
もっと生命としての根源的な部分の仕業。
ということはですね、
自分が、なりたいように自分を変化させたいなら、
そういう生き物として、奥深い部分にあるすごいチカラを活かすこと。引き出すこと。
となります。
潜在意識レベルではなく、もっと奥深く、無意識の領域。大脳ではなく、脳幹レベル、DNAレベル。
ものすごく単純で、それゆえにものすごく強力なもの。
そういうもの。
そういうものと通じること。
ちなみに、今回の記事は、自分が子供たちと昆虫館に入ったときに、この蝶をみつけて驚き、
(上の写真もこのときに撮りました)、そこから、いろいろ考えを巡らせて書いてみたものです。
本当に大事なことは、身近にあります。
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