みんなの党、代表と幹事長の発言の意味
支持どうのということではなく、ここでは観察・研究対象として。
みんなの党、代表と幹事長の発言について。
ねじれ国会のキャスティングボードを握ることとなった、みんなの党。
その辺りのことをインタビューされた際に、
「連立はありえない」
「ただし、こちらの政策をまるのみするなら、その部分で共闘します」
との主旨を述べている。
大事なことは、
「民主党の政策で賛成できるものは、賛成します」と言っていないこと。
この発言では、主導権はあくまでも民主党にある。受身。
これまでも、こういう立場になった党の代表は、後者のような発言をよくしていました。
主導権がどちらにあるのか。ここが絶対的な違い。
恐らく、そのことをきちんと意図して、ふたりの代表者が発言を協調させていると思われます。
しかもたった10議席でこれだけの力を握ることが可能となった。しかも、いきなり。
いつだって、状況は変えられる。不可能はない。
これは本当に、経営でも参考になります。