桶狭間の戦いに学ぶ その2
さて、熱田神宮で、信長は何をしたのか?
本殿で、勝利祈願をした際に、信長は、
「本殿の奥から甲冑の触れ合う音が聞こえた」と、兵達に言ったそうです。
たぶん、すごく真顔で。
ところで熱田神宮のご神体は、「草薙神剣」(くさなぎのみつるぎ)。
ヤマタノオロチの体から出てきたスサノオの剣ですね。
草薙神剣(嘘です)
まあ、その真偽はともかくとして、そういう由緒正しき神社ですから、
こういう話をされると、効果絶大です。
恐らく信長は普段からは信心なんてまともにしていなかったでしょうから、
そういう人が言うもんですから、さらに効果が増します。
ちなみに私は、徹底した合理主義者である信長は、熱田神宮の神様も、うまく利用した、
という事に過ぎないと思っています。つまり自作自演。
さて戦勝祈願も無事終了!
ここからいよいよ、最前線へと進んでいくことになります。
平坦なところを進み、天白川を渡河すると、いよいよ、古鳴海から最前線の丘陵地帯に突入。
ここからが佳境です!
(続く)