「五輪書」から学ぶこと
「五輪書」宮本武蔵より
『敵の太刀を受ける、打つなども、それらはすべて敵を斬る「機縁」である。
受けると思い、打つと思うからこそ、心を集中して斬ることができないのである。
何事も斬るための手段だと思うことである。』(一部略)
この話を剣道の有段者に話したら、驚いていた。
「これを知っていたら、自分はもっと強くなれていただろう。受けは受けでしかなかった。」と。
企業で言えば、「買って頂く」ことに、後方部隊も含め全員がそこに向かっているか?
経理は伝票処理を、製造はモノづくりをすれば良いのではない。
野球で言えば守備も、守るではなく攻め。
実際に、中日の井端選手は、「守備は9人で、打者一人を攻めること」だと言っていた。