”新しいもの”を作り出すヒント
Iphone、Ipodなど、
アップル社のデザインの評価は以前から高いが、
同社デザイナーのジョナサン・アイブなどは、
バウハウスの直系ともいえる、
ドイツのブラウン社のデザイナー、ディーターラムの影響をモロに受けています。
1919年創立のバウハウス。
1919年って・・・大正8年!ですよ!
ここが、いわばIpodやIphoneのデザインのルーツであると断言できます。
↓ ディーターラムがデザインしたAMラジオ
”何か”にそっくりですね???
ちなみにディーターラムが唱えた、良いデザインの10か条。
1 革新的である。
2 製品を有用にする。
3 美的である。
4 製品をわかりやすくする。
5 押し付けがましくない。
6 誠実である。
7 恒久的である。
8 あらゆる細部まで一貫している。
9 環境にやさしい。
10 できるだけ少なく。
一言で言うと、 より少なく、より良く。
といことで、
現代の最先端のデザインは、大正時代発
だったりするわけです。
不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず。
物事の本質を見極め、突き詰めていけば、
50年前だろうが、現代の最先端だろうが、作るべきものはさほど変わらない。
そしてそこから新たなる風が生まれる。