見切りの天才、さんまさんに学ぶ | 営業改革コンサルトの活動日誌!

見切りの天才、さんまさんに学ぶ

「だって駄目なものは、いくらがんばっても、しゃあないやんか」


これ、ある番組で明石家さんまさんが、しゃべっていたことです。


彼は、視聴率が取れない番組は、けっこうあっさり諦めるそうです。



彼ほどの才覚があれば、どんな番組でも、もう少してこ入れすれば、なんとかなると


思ってしまいますが、彼はそこが違います。


プライドだって邪魔するはずですが、そうならないところがすごい。


確かに、さんまさんの番組で、短命で消えていったものも少なくありません。


しかし、でも結果的にみると、なんと長寿番組の多いことか !!


逆説的ですが、長寿番組を作り出すには、どんどん駄目なものを見切って捨てること。


という事なのでしょう。



かれと真逆の存在が、萩本欽一さんかな?


彼は職人的に、ものすごくこだわって、突き詰めていきます。


芸人としてのクオリティがどちらが上かということではなく、


この「見切りの速さ」が、さんまさんを、超一流にしている大事な要素だと、私は見ています。




我々のビジネスで考えると、どうしても、あともうちょっとなんとかすれば・・・


と、どうしても簡単には「見切り」をつけられません。


でも、さんまさんの新番組なんて、各局とも相当力を入れて企画して作りこんでいるはずです。

それを早めに見切ってしまうのだからすごい。


事業仕分けは彼にやってもらいたい(笑)。




もちろん中には、てこ入れすれば伸びるものもあります。それをどう見分けるのか?


これはもう 嗅覚 しかありません。



どうしようもないことは、どうでもいいこと なのです。


努力すればなんとかなる。・・・この呪縛からも脱却せねばなりません。


努力は大事ですが、それを「自分は努力している」と認識した時点ですでに駄目なような気がします。


イチローなども、別に「努力」はしていないと思います。



ぜひ、さんまさんの新番組が始まったら、この辺りに注目してみてください^^