得意な営業のやり方だけでは通用しない
「ウケる技術」というビジネス書があります。
”「笑う」という強力なツールをもって、積極的に相手に食い込む”というのが本書の狙いのようです。
その本のいきなり最初の、 Case:1 お偉いさんのフトコロに飛び込む!
での会話例(以下:青地部分)
こわもてのお偉いさんの名前が鬼頭・・・(まあ、それは許そう^^)
営業:鬼頭さんですか!? M商事のジャック・ウェルチと呼ばれている、その鬼頭!
鬼頭:ワザとらしいな、君は。
営業:はい!言葉に心がこもってないってよく言われます!
・・・・
こんな感じの調子に乗った会話が続き、最後は鬼頭さんの心の壁を取り腹ってフトコロに見事飛び込む
という流れなのですが・・・
皆さんがどう感じるかは、もちろん、人それぞれですが、
私がこの客であれば(実際に私も鬼頭なんですが^^)、
初対面で、特にビジネスの場面で、こんな調子で会話をされたら、
この営業マンに、 「帰れ! (-_-メ 」と言います。 確実に。
「ウケる技術」、悪いことじゃないです。
でも、それを使うのは、
相手や場面(相手の心理状況)にもよる
わけです。
下手すれば相手を怒らせ、オオケヤド!
さらに言えば、
そもそも、こちら側の得手・不得手もある
のです。
笑わせるのが下手な人が、笑いを取ろうと努力する姿ほど、見ていて辛いものはありません^^;
この場合ダブルできつい。
セールストークも同じですが、いつ何時、誰にでも通用するものはありません。
最大公約数的、底引き網的な営業でよければそれでも構いませんが、
一人ひとりのお客様と大事にお話をしたいのであれば、
やはり、相手の性格を読み、それにあわせたやり方を考えるべき でしょう。
もちろんそんなものは、マニュアル化できません。
だから、スキルを学ぶ のです。
てことで、こんな講座も頑張って作ってみました^^
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