営業相談への対応事例 | 営業改革コンサルトの活動日誌!

営業相談への対応事例


昨晩、メールにて営業の相談が舞い込んできました^^


『自社のメルマガ読者が全く伸びないが、どうしたらよいのか?』という内容。




みなさんならどう回答するでしょうか?


ここですぐに、「どうやって読者数を増やそうか・・・」と考えるのでは、コンサルタント失格です^^


当たり前ですが、まず先方のメルマガを読み、WEBサイトなども見る。


相手の状況もきちんと把握せずに、自分のノウハウをそのまま用いようとしてはなりません。


(そういうコンサルタントも少なくないですが・・・^^; 成功体験の呪縛ということでもありますね)



その上で私が申し上げたことは、


『この事業の場合、地域も、ターゲットも限定的で明確。だから全国から読者をたくさん得ても、事業への貢献度は低い。』


『むしろ件数は少なくとも、関心を持ってWEBサイトを訪問した方に、しっかりメルマガ登録してもらう仕組み作りが大事』


と申し上げました。


しかしWEBサイトには、メルマガ登録画面はあるのですが、”あまり誘導がうまくない”仕組みになっています。

これだと恐らく、サイト訪問件数の割には、メルマガ登録者は少ないはずです。

ここをしっかり改善することが、まず、具体的にやるべきこと。


というのが私の見解です。(もちろんその改善案も提示しておきましたよ)



ところで、ここで私が何を考えていたかというと、


① それを行うことの最終目的は何か?(=顧客獲得)

② その狙い(メルマガ読者増)は、【合目的的行動】といえるか?

③ もっと端的に目的に近づけられる他の方法はないのか?


であり、これをいつも頭に入れておくと、やるべきことが見えてきます。


で、実は、ここから先が最重要。

ここで申し上げたことは、【仮説】に過ぎません。


正解じゃなくて、仮説です。そこを間違っちゃいけません。


だから、まず動くこと。そしてその結果を検証し、また考えること。


この修正サイクルをいかにすばやく回していくかが、成功のためには必須なのです!


最初から正解が分かっていることなんて、そうそうありませんからね^^