ロシア映画の世界

ロシア映画の世界

ソビエト時代から最新作まで、諸外国との合作も含めた、ロシア映画の魅力を紹介しています。

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アレクサンドル・ベリャーノフ同名の児童向長編小説をもとにした冒険空想映画。
この映画の魅力の一つ、水中撮影は、レニングラードの競泳用プールとクリミア半島のセヴァストーポリ近くの湾岸で行われた。主人公イフチアンドル役のスタントマンは当時レニングラード潜水競技チャンピオンのアナトリー・イヴァノフ。
可憐なヒロイン、グチエーレを演じるアナスタシア・ヴェルチンスカヤはアレクサンドル・プトゥシコ監督の「真紅帆」(1961)でデビュー。この第2作 ではスタントなしで演じ、その後グリゴーリー・コージンツェフ監督「ハムレット」(1964)のオフェリア役、セルゲイ・ボンダルチェク監督「戦争と平 和」(1966~1967)リーザ・ボルコンスカヤ役、アレクサンドル・ザルヒ監督「アンナ・カレーニナ」(1968)キティ役など次々に大役を演じ、日 本でも人気を博した。

1962年ソ連国内での観客動員数1位を記録
1963年トリエステ国際ファンタスティック映画祭「銀のアステロイド賞」受賞


[あらすじ]
港町はパニックに襲われた。半魚人が漁師を恐怖のどん底に叫き込んだとの記事があらゆる新聞にあふれ返っていた。半魚人を間近で見た者は一人もいなかったが、夜のクラプでは半魚人の歌も歌われていた。
美しい娘グチエーレはあやうくサメに襲われそうなところを半魚人によって助け出された。半魚人はイフチアンドルという名の青年だった。父親のサリバート ル博士が結核に侵された息子イフチアンドルに、幼サメのエラを移植し、水陸両方に住める身体にしたものだった。博士は無限に資源がある海の中でも住む事の 出来る両棲人間をつくり、海底にユートピアを創る構想を持っていた。
一目でグチエーレに恋をしたイフチアンドルは彼女を求めて、初めて陸にあがる。
地上で何度か会ううちにグチエーレも、この不思議な青年に惹かれていく。だがグチエーレは彼女の父親バリタザールのペドロに対する借金のため、結婚せざるをえなかった。
ペドロの別荘に閉じ込められたグチエーレを助けるため、イフチアンドルは屋敷に忍び込むが、逆に捕らわれてしまう。
ペドロは半魚人イフチアンドルを使い真珠を採集させ、一儲けを企んでいた。
グチエーレに心をよせる新聞記者オリセンの知らせで、サリバートル博士はベドロの帆船"メドゥーザ"号に潜水艇でイフチアンドル救出に向かったが、警察によってイフチアンドルと共に拘束されてしまう。
娘の幸福を願うバリタザールはペドロを殺し、グチエーレを別荘から解放する。
以前、サリバートル博士に自分の息子を助けてもらった刑務所の看守の協力を得て、オリセンとグチエーレはイフチアンドルを救出するが、すでにイフチアンドルの身体は地上では生きていくことが出来ない身体になっていた…。


[原題]
「Человек-амфибия」

[スタジオ/製作年]
レンフィルム・1961年製作

[スタッフ]
原作:アレクサンドル・ベリャーエフ
監督:ゲンナージー・カザンスキー、ウラジーミル・チェボタリョフ
脚本:アキバ・ゴリブルト、アレクサンドル・クセノフォントフ、アレクセイ・カプレル
撮影:エドゥアルド・ロゾフスキー
美術:V・ウリトコ、T・ヴァシリコフスカヤ
音楽:アンドレイ・ペトロフ

[キャスト]
イフチアンドル:ウラジーミル・コレネフ
グチエーレ:アナスタシア・ヴェルチンスカヤ
ズリータ:ミハイル・コザコフ
サリバートル:ニコライ・シーモノフ
バルタザール:アレクサンドル・スミラニン

[ジャンル]
長編劇映画
            
[サイズ]
35mm / スタンダード / カラー
            
[上映時間]
1時間37分



両棲人間 [DVD]


アイ・ヴィー・シー  2003-05-25

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「ドウエル教授の首」はアレクサンドル・ベリャーエフ(1884~1942)が雑誌「探検世界」1925年3月号及び4月号に発表した彼のSFジャンルにおける処女作。以降SF作品の発表を続け、ソ連SF界の草分けとみなされる様になった。
死んだドウエル教授の「首」を蘇生させたコルン教授(原作ではケルン教授、尚、小説ではパリが舞台だが、映画ではアメリカが舞台になっている)が、その 知識を我が物にしようとする。コルンによって創りだされた女性の苦悩、コルンの犯罪を暴こうとするドウエル教授の息子。スリリングなこの物語の展開を「鬼 戦車T-34」(1964)のレオナード・メナケル監督がテンポよく描いていく。


(あらすじ)
人間の不死を現実のものにしようとして長年研究に取り組んできたドウエル教授の研究所。おどろおどろしい実験動物が並ぶ中、主人に替わって、ドウエル教授の助手コルンとマリーが研究を続けていた。
ドウエル教授の鋼像が出来上がり、パーティーが開かれる中、コルンとの共同開発を目論む大手化学会社「メリクリ」のグリド、リチャードソンの他、教授の息子アルトゥールも研究所にやってくる。
アルトゥールは警備員のビリーから、教授の失踪に不審な点があることを聞き、友人の警官と自動車事故のおこった場所を検証しに行くが、そこに残っていたのはコルンの煙草ケ―スだった。
優秀な外科医であるコルンは、 ドウエル教授の研究の成果を自分のものにしようとしていた。だが、その為には教授の頭脳が必要であり、何とドウエルは首 から頭だけを残され、教授が発明した特殊な溶液によって生存させられていたのだ。ドウエルがどうあがこうと、生存はコルンが握っており死ぬ事も出来ない。
コルンは二人の死んだ人間から一人の人間を創り出そうとしていた。コルンとマリーは新鮮な死体を求め、モルグを廻っていたが、折しもクラブでの麻薬取引 がらみの銃撃戦で二人の女性が死亡する。そのクラブ歌手モニカの頭と、アルトゥールの恋人で女優アンジェリカの身体を使って一人の人間を創り出した。そし て彼女を"イヴ"と呼んだ。
イヴの仕草にアンジェリカの面影を見出したアルトゥールは、コルンの犯罪に迫ってゆく。
そして学会での発表。混乱するイヴ。"コルンは天才だ""神への冒涜だ"と賛否両論の中、いままで隠されていたドウエル教授の首が現れ、教授の遺言が始った…。


[原題]
「Завещание Профессора Доуэля」

[スタジオ/製作年]
レンフィルム 1984年製作

[スタッフ]
原作:アレクサンドル・ベリャーエフ
監督:レオニード・メナケル
脚本:レオニード・メナケル、イーゴリ・ヴィノグラドスキー
撮影:ウラジーミル・コヴゼリ
音楽:セルゲイ・バネヴィチ
美術:ユーリー・プガチ

[キャスト]
ドウエル:オリゲルト・クロデルス
コルン:イーゴリ・ヴァシリーエフ
ロラン:ヴァレンチナ・チトーヴァ
アンジェリカ(モニカ、イブ):ナターリア・サイコ
アルトゥール:アレクセイ・ボブロフ
バクステル:ニコライ・ラブロフ
グリド:アレクサンドル・プロフシチコワ
リチャードソン:エルンスト・ロマノフ

[ジャンル]
長編劇映画

[サイズ]
35mm / スタンダード / カラー

[上映時間]
1時間31分



ドウエル教授の首 [DVD]


アイ・ヴィ・シー  2003-05-25

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折しも中国を中心とする民族解放闘争が高まっていた頃に製作された映画で、原作はシベリアの作家イワン・ノヴォクショーノフの「ジンギス汗の末喬」。モン ゴルを占領したイギリス軍とソビエト・パルチザンとの闘いを通して民族解放闘争の黎明を描いている。 この作品は、さまざまな象徴的モンタージュを駆使し て、心理描写にも優れ、「母」と並んでプドフキン監督の代表作となった。
主役には、プドフキンも参加していた、レフ・クレショフ監督の実験工房のメンバー、ワレーリー・インキジーノフが抜擢されたが、その他のモンゴル人やラ マ僧の役は殆どが素人。インキジーノフはその後、フランスにに移り住んで、長年フランス映画界で活躍した。また、英国陸軍大佐の娘を演じたアンナ・スダ ケーヴィチもその後、ドイツ映画界やハリウッド映画界で成功を収めた。


[あらすじ]
1920年代。モンゴルの荒漠たる広野に育った猟師パイルは、病床の父親から渡 された珍しい銀狐の毛皮を売りに町の市場へ行く。だがそこではいつもモンゴル人が白人の商人に買いたたかれていた。この時もパイルが毛皮を安く買いたたか れたことに抗議したため、軍隊が出動する騒ぎとなった。山中に逃げこんだパイルはソビエトのパルチザン部隊とめぐり会い、部隊の一員に加えられる。
自国の商人の利益を守り、機会あればモンゴルの地を侵略しようとしていたイギリス軍は、パルチザンとの戦闘で捕えたパイルの持物から、彼がジンギス汗の 末喬であることの確証を見つけだした。イギリス軍はパイルの命を助け、彼をモンゴルのかいらい王にまつりあげる。彼はまもなく、陰謀を見破り、自ら宮廷を 飛びだし、モンゴル人の部落へと馬を走らせる。そして、彼はついにモンゴル人の先頭に立って、民族解放の闘いの火ぶたを切ったのである。


[原題]
「ПОТОМОК ЧИНГИС-ХАНА」

[スタジオ/製作年]
メジラプポムフィルム・1928年製作(サウンド版49年製作)

[スタッフ]
原作:イワン・ノヴォクショーノフ
脚本:オシプ・プリーク
監督:フセヴォロド・プドフキン
撮影:アナトーリー・ゴローヴニャ
美術:セルゲイ・コズロフスキー、M・アロンソン
音楽(49年版):ニコライ・クリューコフ

[キャスト]

パイル(モンゴルの猟師):ワレーリー・インキジーノフ
パイルの父:イワン・インキジーノフ
英国陸軍大佐:アナトーリー・デジンツェフ
大佐の妻:リュドミラ・ペリツスカヤ
大佐の娘:アンナ・スダケーヴィチ
パルチザンの指導者:アンドレイ・チスチャコフ

[ジャンル]
長編劇映画

[サイズ]
35mm / スタンダード/ モノクロ / オリジナルは無声

[上映時間]
1時間27分



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アイ・ヴィ・シー  2005-12-22

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1928年に北極で実際に起きた遭難事故「イタリア号事件」を題材に乗員救助の史上最大の作戦が決行される。
飛行船イタリア号で北極点への飛行を行ったウンベルト・ノビレ隊の遭難と、その救出活動を実話に基づいて描いた作品。
主演はアムンセンにショーン・コネリー、ノビレ将軍にピーター・フィンチ。
卑怯者で恥知らずな人物と評価されているノビレの内面を掘り下げる内容となっている。
国際版とロシア版とがあり、上映時間も音楽も異なる。
国際版の音楽はエンニオ・モリコーネ作曲でディノ・アショッラのバイオリンソロとブルーノ・ニコライ指揮によるもの。
ロシア版の音楽はアレクサンドル・ザツェーピン作曲である。
1971年のゴールデングローブ賞最優秀外国英語映画賞にノミネートされた。


[原題]
「Красная палатка」

[スタジオ/製作年]
モスフィルム 1969年製作 ソ伊合作

[スタッフ]
監督:ミハイル・カラトーゾフ
脚本:リチャード・L・アダムズ、エンリオ・デ・コンチーニ

[キャスト]
ノビレ将軍:ピーター・フィンチ
アムンゼン:ショーン・コネリー

[ジャンル]
長編劇映画

[上映時間]
158分(ロシア版)、121分(国際版)



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ARC  2010-06-04

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1970年代の米ソの"デタン卜"(緊張緩和)のムード中で実現した、初の米ソ合作映画で、子供から大人まで楽しめるミュージカル・ファンタジー。米ソ両国の豪華なスタッフ・キャストが惜しみなく投入された超大作である。撮影は、ソビエトのレンフィルム・スタジオにアメリカ側スタッフが大挙して乗りこみ、約1年をかけて完成した。
原作は、ベルギー生まれのノーベル賞作家モーリス・メーテルリンク(1862~1949)の不朽の名作戯曲「青い鳥」。幸福を呼ぶ青い小鳥を探すチルチルとミチルの冒険は、"幸福は身近なところにある"という教訓とともに世界中の人びとに愛されてきた。身近な世界への思いやりこそが幸福をもたらすというテーマは、まさしく国際友好にふさわしい。

監督は、「マイ・フェア・レディ」(1964)の名匠ジョージ・キューカー。撮影は、アメリカから「アラビアのロレンス」(1962)など3度のアカデミー賞に輝く名手フレディ・ヤング、ソビエトからは「ハムレット」(1964)で世界中の映画人を唸らせたヨナス・グリツィウス。音楽はソビエトのアンドレイ・ペトロフとアメリカのアーウィン・コスタルが共同で担当。

出演者も大スター揃いで、「母」「母の愛」「光」「妖女」の1人4役をこなすエリザベス・テーラー、「夜」を演じるジェーン・フォンダ、「楽しみ」役のエバ・ガードナーの3大女優が初顔合わせで華麗に競演する。「ネコ」のシスリー・タイソン、「時の老人」のロバー卜・モーレー、「イヌ」のジョージ・コール、「カシの木の大王」のハリー・アンドリュースなどベテラン俳優の共演も見逃せない。さらに、ソビエトからはボリショイ・バレエの新星プリマ、ナジェージダ・パブロワが青い鳥に扮して可憐な踊りを披露し、レニングラード・バレエ団が総出演している。
主役チルチルとミチルは、カリフォルニア出身で当時10歳のトッド・ルッキンランドと8歳のロンドンっ子、パッツィ・ケンシットが演じた。


(あらすじ)
雪のクリスマス・イブ。まずしい木こりの子どもたちチルチルとミチルは、老婆の願いで病気の娘を助けるため、ダイヤモンドのついた帽子をもらって青い鳥を探す旅に出ることになった。このダイヤモンドを回すと、いままでは見えなかったさまざまなものが見えてきた。老婆が消えて光の精が姿をみせ、イヌやネコ、そしてミルクやパン、水や火の精たちが元気よくとび出してきて、冒険がはじまった。
思い出の国では、死んだおじいさんとおばあさんに再会する。そこで飼っているツグミが青いので大喜びでもらったが、そこを離れるともとの黒いツグミになってしまう。
夜の宮殿は、闇と死と恐怖の世界だった。開かずの扉の向こうに無数の青い鳥が乱舞しているのを見つけてチルチルとミチルはカゴいっぱいに捕まえたが、すぐに死んでしまった。
楽しみの国は、あらゆる楽しみやぜいたくに浮かれさわいでいたが、チルチルたちには、何の感銘もなく失望する。
未来の国では、これから生まれ出ようとするたくさんのこどもたちが時の老人の合図を待っていた。一羽の青い鳥がこどもたちと一緒にいるのを見て、チルチルたちは、追いかける。
気がつくといつのまにか、わが家に戻っていた。 一緒に冒険した仲間たちも元の姿に戻っていった…。
目がさめるとチルチルとミチルは、べッドにいた。ふたりには、あらゆるものが新鮮に感じられ、優しい心に満たされて、水に、パンに、ミルクに、イヌにあいさつをした。ふと見ると、前から飼っていたキジバトが青い鳥になっている。ふたりはさっそく病気の少女のところに持ってゆき、早く元気になるように励ます。ところが、少女がエサをやろうとしたとたん、青い鳥は大空高く飛び去ってしまう…。


[原題]
「СИНЯЯ ПТИЦА」

[スタジオ/製作年]
レンフィルム、エドワード・ルイス・プロ 1976年製作 米ソ合作

[スタッフ]
監督:ジョージ・キューカー
撮影:フレディ・ヤング、ヨナス・グリツィウス
音楽:アンドレイ・ペトロフ、アーウィン・コスタル
衣裳:エディス・ヘッド

[キャスト]
チルチル:トッド・ルッキンランド
ミチル:パッツィ・ケンシット
母・母の愛・光・妖女:エリザベス・テーラー
夜:ジェーン・フォンダ
楽しみ:エバ・ガードナー
青い鳥:ナジェージダ・パブロワ
ネコ:シスリー・タイソン
時の老人:ロバー卜・モーレー
イヌ:ジョージ・コール
カシの木の大王:ハリー・アンドリュース
マルガリータ・テレホワ
オレーグ・ポポフ
レニングラード・バレエ団

[ジャンル]
長編劇映画

[サイズ]
35mm /カラー/スタンダード

[上映時間]
1時間40分



青い鳥 [DVD]


アイ・ヴィ・シー  2006-06-30

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「チェブラーシカ」のロマン・カチャーノフ監督によって1967年に製作された人形アニメーション。
犬を飼いたくて仕方ない少女・アーニャは、友だちから生まれたばかりの黒いライカ犬の子犬を譲り受ける。
DVDには「ミトン(1967)」「レター(1970)」「ママ(1972)」の全3話が収録されている。      
1967年、アヌシー国際アニメーション映画祭第一等賞受賞。
1968年、モスクワ国際映画祭銀賞受賞。
1972年、ヒホン国際児童映画祭グランプリ受賞。

主人公の少女は、子犬を飼いたくてしかたがないが、ママは猛反対。がっかり した少女が、雪の上で真っ赤な手袋を犬だと思って戯れているうち、いつの間にか手袋はかわいい子犬に変身してしまった! まったく台詞を使わずに、人形の 微妙な顔の向きや姿勢で感情を表現するテクニックに引き込まれ、フェルトや毛糸の質感からノスタルジーが伝わる。軽快でシャンソン風のメロディも耳に心地 よい。
同じスタッフによる『レター』ではベランダが空を飛び、『ママ』ではママが留守中の家でのイタズラが展開。子どもたちのイマジネーションは国境も、 時代も超え、素直に感動できるだろう。


(あらすじ)
「ミトン」
友達のおうちで生まれた子犬を育てることに猛反対された女の子。
雪の降る外で寂しくじぶんの手袋(ミトン)を見つめていると、それが子犬に大変身!
「ママ」
買い物に出かけたママは、家でひとり留守番をしている坊やが
無事か、心配になり、いろんな想像をめぐらしてしまう。
児童作家セルゲイ・ミハルコフ原作に基づく作品。
「レター」
冷戦の時代、海軍で働くパパからの手紙を待ちわびるママ。
その手紙を一緒に読むととても幸せな僕。ところが、突然、音沙汰がなくなってしまう。


[原題]
Варежка

[スタジオ/製作年]
ソユーズムリトフィルム">ソユーズムリトフィルム

[スタッフ]
監督:ロマン・カチャーノフ">ロマン・カチャーノフ
原作・脚本:ジャンナ・ヴィッテンゾン
美術:レオニード・シュワルツマン



ミトン [DVD]


ジェネオン エンタテインメント  2004-07-23

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ソビエト文学の巨匠アレクセイ・トルストイが、亡命先から帰国して1924年に発表したSF小説「アエリータ」の映画化で、実質的にはソビエト初のSF映画。
革命直後、ソビエトが外圧と内乱のため非常な困難に直面していた時代を背景にした作品で、衰弱し滅び行く火星の文明と若いソビエトになぞらえた地球とが比喩的に対比され、当時の社会のパロディや調刺も横溢するものとなっている。
主人公ローシをめぐるメロドラマやその演技には革命前の心理ドラマの徴候が見られたり、また、兵士グーセフやその妻の形象は非常にリアルに描かれるなどスタイルは混然としているが、それはそのまま20年代のソビエト映画の現状を反映するものであった。
監督のヤーコフ・プロタザーノフはロシア時代から既に「セルギー神父」(1918)など80本もの作品を撮っているが、1920年、海外に亡命し、パリとベルリンで6本の映画を製作した。
その後、1923年に帰国し、初めて製作したのがこの作品であった。
やがて、斬新なテーマ、そして風刺に富んだ機知とユーモア溢れる作品の数々を生みだしてコメディ映画の作家としての地位を不動のものとした。
この作品でも、地球文明と火星文明の対立という本来ならば哲学的ともいえる物語を技師とその妻をめぐる大衆的な恋愛喜劇というパロディに構成して、後のプロタザーノフの片鱗を窺わせるものがある。
この映画の構成主義美術家による装置、衣裳、メーキャップはロシア・アヴァンギャルドの光芒を伝えて美術デザインとしても、映画の美術、とりわけSF映画のデザインとしても先駆的意義を持っている。
美術は初め、舞台装置家イサーク・ラビノヴィッチ(1894~1935)とモスクワ芸術座の美術監督ヴィクトル・シーモフ(1858~1935)が、緻密かつ滑らかで幾何学的な多面体で構成された火星の舞台のモデルを作ったが、監督はこれを却下した。
そこで、美術監督のセルゲイ・コズロフスキー(1885~1962)は、二人のデザインをもとに当時の舞台美術の影響を思わせる抽象的なものと現実的なものを混合させたものを作った。また、衣装デザインは構成主義の女性美術家A・エクステルが担当した。
技師ローシと無頼漢のスピリドノフの二役を演じたのは、1914年設立のカーメルヌイ劇場の俳優で洗練されたデカダンスが売り物のニコライ・ツェレテリ。
火星の女王アエリータには、同劇場の女優で、後にはアレクサンドル・ドヴジェンコ監督夫人として、さらには女流監督としても名をなしたユーリヤ・ソーンツェワが扮して映画デビューした。
赤軍兵グーセフのニコライ・バターロフもこの作品がデビュー作で、その後「人生案内」などにも主演することになった。


(あらすじ)
火星ロケットの設計に没頭する若い技師ローシは、あこがれの星での生活を想像することが多かった。その上、この地球での生活の何と煩わしいことか。寒さや飢え、それに新妻に言い寄る隣家の男……。
ある日、ローシはつまらぬ口争いから妻をピストルで射ってしまう。もう一刻も早く、ここから逃げ出さねば……。
いよいよ火星に向けて飛び立つことになったローシに同行するのは復員した赤軍兵で、火星での革命を夢みるグーセフと、妻殺しの犯人を追う刑事である。
さて、火星は女王アエリータと大臣トゥスタブが権力闘争の真最中だった。アエリータに魅せられたローシは、トゥスタブの策略によって同行の二人とともに投獄されてしまった。一方、グーセフは獄舎に繋がれた火星の奴隷たちを煽動してついに反乱を起した。
まさに反乱が勝利せんとする時、アエリータは地球人、ローシを裏切った。絶望するローシ……。その時、ローシは夢から醒めた。全ては夢のまた夢であった。そして妻も無事で、彼女がローシの貞節な妻であることもわかった。


[原題]
「АЭЛИТА」

[スタジオ/製作年]
メジラプポム・ルーシ 1924年製作

[スタッフ]
原作:アレクセイ・トルストイ
脚本:アレクセイ・トルストイ、フョードル・オツェフ、A・フアイコ
監督:ヤーコフ・プロタザノフ
撮影:ユーリー・ジェリャプジスキー、エミール・シューネマン
美術:セルゲイ・コズロフスキー

[キャスト]
アエリータ:ユーリア・ソーンツェワ
技師ローシ、友人スピリドノフ:ニコライ・ツェレテリ
ローシの妻、ナターシャ:V・クインジ
グーセフ:ニコライ・バターロフ
グーセフの妻:V・オルロワ
刑事:イーゴリ・イリンスキー
山師、エルリック:P・ポーリ
トゥスクブ:K・エッゲルト

[ジャンル]
長編劇映画

[サイズ]
35mm / スタンダード / モノクロ / サイレント

[上映時間]
1時間24分



アエリータ [DVD]


アイ・ヴィ・シー  2005-12-22

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「最初の教師」(1965)に次ぐ、アンドレイ・ミハルコフ=コンチャロフスキーの長篇第2作目。
ボルガ河畔の農村でロケを行っている。
出演者もほとんどが農民で、自由で即興的な撮影が広大な自然と、大地に根ざして遅しく辛抱強い善良なロシアの農民のありのままの姿を見事にとらえた。
劇映画の新しい試みとして注目されたが、あまりに赤裸々な描写のためか、公開は20年間、棚上げされたままだった。

撮影のゲオルギー・レルベルグは記録映画的手法に徹し、映像はまるで1960年代の農村の世相を描くフレスコ画を思わせるが、テーマはコルホーズを舞台に、二人の男との愛に揺れながら、常に自らの気持ちを偽らずに生きようとするヒロイン、アーシャの愛と自立の物語である。

「小犬を連れた貴婦人」で知られるイヤ・サーヴィナが、子供を生み、自ら一人生きる道を選択して美しく変身していくヒロインを演じて圧巻。

コンチャロフスキー監督は、ハリウッド映画での「マリアの恋人」「暴走機関車」ほか、パリでの「かもめ」(1988)の演出と、ロシア国外での活躍もめざましい。


(あらすじ)
コルホーズの賄い婦アーシャは、昨年の収穫期に援農に来ていた青年サーシャから結婚を申し込まれた。サーシャは町の新しいアパートで一緒に暮らそうという。しかし、アーシャは既に妊娠していた。
彼女が愛していたのはトラック運転手のステパンだったのだが、ちょっとハンサムだが軽薄で無責任なステパンは以前から献身的なアーシャのことをうとましく思っていた。

サーシャはすべて承知の上で、生まれてくる子供も引きとる覚悟でアーシャに結婚を迫った。
誕生日のプレゼントも欠かさない。だが、愛していない男との結婚は考えられない。

ある夜、急に産気づいたアーシャは屋外の藪の中で出産した。
その時、自分の手でわが子を抱いたステパンの胸は初めて揺れ動いた。
しかし、既にアーシャの心は決まっていた。
ステパンと一緒になっても幸せになれない、そう彼女は考えたのである。


[原題]
「ИСТОРИЯ АСИ КЛЯЧИНОЙ, КОТОРАЯ ЛЮБИЛА, ДА НЕ ВЫШЛА ЗАМУЖ」

[スタジオ/製作年]
モスフィルム・1967年製作

[スタッフ]
脚本:ユーリー・クレピコフ
監督:アンドレイ・ミハルコフ=コンチャロフスキー
撮影:ゲオルギー・レルベルグ
美術:ミハイル・ロマージン

[キャスト]
アーシャ:イヤ・サーヴィナ
ステパン:アレクサンドル・スーリン
サーシャ:ゲンナジー・エゴルィチェフ
マリヤ:リュボーフィ・ソコロワ

[ジャンル]
長編劇映画

[サイズ]
35mm / スタンダード / モノクロ

[上映時間]
1時間39分


歴史が世紀末から新しい時代に変わり、ロシアが革命の嵐のなかで変貌しつつあった頃、映画もまた、革命の時代にふさわしい新しいドラマを求められていた。
南ロシアの無声映画のロケ地を舞台に、女優とカメラマンの悲恋を通して、時代の嵐に翻弄されながらも新しい愛と人生に目ざめゆく女性を描いたミハルコフ監督の長編第二作である。
この作品は、瑞々しい映像感覚、滅びゆく階級の残照を表現した幻想的で美しい画像、そして巧繊な演出で、ソビエト映画に新しい世代の登場を印象づけ、世界各地で激賞を受け、監督ミハルコフの名を内外に不動のものにした。
以後も"ミハルコフ組"として活躍めざましいカメラのレベシェフ、美術のアダバシャン、加えて、ミハルコフと共にモスフィルムのニューウェーヴを担った監督ロジオン・ナハペトフが共演するなど、70年代に胎動を始めた若い世代の映画人達の才能と熱意が結実した作品となっている。
また、時代の嵐に翻弄されながら自らの意志で羽ばたき、新しい愛と人生に生きる女へと生まれ変っていくヒロイン、オリガを演じて"東のグレタ・ガルボ"(仏、"ル・マタン")と絶賛されたエレーナ・ソロヴェイ(以後「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」「オブローモフの生涯より」などのミハルコフ作品に出演)、アレクサンドル・カリャーリギン、オレーグ・バシラシグィリらの演技派が出演する。
脚本を監督の兄コンチャロフスキーが担当、監督自らはカフェの主人イワン役で出演しており、作詩は監督の母ナタリヤ・コンチャロフスカヤが手掛け、芸術一家の面目躍如たるものがある。
なお、ミハルコフ監督によれば、オリガ・ヴォズネセソスカヤは監督が考え出した人物で、特にモデルはないそうである。だが一部に映画史上に残るグェーラ・ハロドナヤと彼女のパートナー、ウラジーミル・マクシーモフの名コンビを想像するむきもあるが、彼らの実像と符合するところは、この映画の主人公たちには何もないとのことである。


(あらすじ)
1918年、秋のロシア。革命が映画界をも揺るがしつつあった頃である。映画企業は新しい映画を求める観客の意向を無視したまま、相変らず「泥まみれのベラ」「ギロチン台の娘」「愛と竜」などの残忍なメロドラマを製作していた。
監督のカリャーギンやプロデューサーのユジャコフ、女優のオリガ・ヴォズネセソスカヤは良識あるインテリだが、政治には無関心で、革命を理解しようとはしない。彼らは革命のモスクワを逃れ、南部の黒海沿岸の小さな町に移って撮影を続けている。
オリガはすでに高名な女優だったが、ブルジョア映画の旧習に縛られ、演技もセリフも当時の無声映画の決まりきった様式に染まっていた。まるで自分が演じている「愛の奴隷」のヒロインの如く、男の意のままに動く、まやかしの人生を送っていたのである。しかも撮影現場にはフィルムが届かず、撮影はずっと中断されたままである。オリガはむなしくリハーサルを繰り返しながらもいらだちをつのらせていた。相手役のマクサーコフもいっこうにモスクワから到着しない。
監督はなすすべもなく狼狽し、プロデューサーは代役の俳優を物色し始めた。オリガはついに、マクサーコフ以外の役者とは共演せぬと自ら宣言した。この時に至っても冷静なのはただひとりカメラマンのポトツキーだった。
ポトツキーは密かにオリガを愛していた。オリガの心はモスクワにあり、マクサーコフの到着を待ち恋がれていたのだが、ポトツキーの誠意を見落しはしなかった。やがてポトツキーと連れ立ってドライブを重ねるようになったオリガの表情に明るい輝きが差すようになる。
そんなある日、オリガはポトツキーが共産党員であることを確かめようとする。彼はそれを否定しなかったばかりか、いま周辺で起っている事柄を彼女に理解させようとした。
オリガは敢えて耳を貸そうとはしなかったが、すでに自分がまつりあげられたアイドルでしかないことに気づいていた。かの女は押し寄せる ファンに向って叫ぶ「わたしは普通の女です!」。
オリガはある時、ポトツキーから非合法フィルムを預かる。撮影現場にはしばしば、フェドートフ大尉が率いる憲兵隊が共産党員や非合法フイルムの捜索に現われたから、彼女が嫌疑を受けないはずはなかった。いや、殺される危険すらあった。--殺されるかも知れないような仕事をするなんて素晴らしい! 彼女はもう、何も恐れなかった。
そして飢えた子供たちや逮捕者を処刑する残虐な憲兵隊を映したその記録フィルムを見て、彼女は衝撃を受け、初めて真実に目ざめる。強い衝撃と不安のなかで、オリガの胸に熱く燃えあがるポトツキーへの思い…。
だが二人が深い愛を確かめ合ったのも束の間、ポトツキーはオリガの眼前で、憲兵隊に射殺されてしまう。
それからほどなく、オレンジ色の朝焼けの地平に、騎馬憲兵に追われるオリガが乗った電車の影が静かに消えた


[原題]
「РАБА ЛЮБВИ」

[スタジオ/製作年]
モスフィルム・1976年製作

[スタッフ]
脚本:アンドレイ・ミハルコフ=コンチャロフスキー、フリードリフ・ゴレンシュテイン
監督:ニキータ・ミハルコフ
撮影:パーヴェル・レベシェフ
美術:アレクサンドル・アダバシャン、アレクサンドル・サムレキン
音楽:エドゥアルド・アルテミエフ

[キャスト]
オリガ:エレナ・ソロヴェイ
ポトツキー:ロジオン・ナハペトフ
カリャーギン:アレクサンドル・カリャーギン
ユジャコフ:オレーグ・バシラシヴィリ
フェドートフ:コンスタンチン・グリゴーリェフ

[ジャンル]
長編劇映画

[サイズ]
35mm / スタンダード / カラー / 全10巻 2560m

[上映時間]
1時間33分



愛の奴隷 [DVD]

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セリック・アプリモフ監督の長編第2作目。
アクスアットは、カザフスタンの東の片隅にある遊牧民と羊の群れが行き交う小さな忘れられた村。そこに都会から外国人の女性を連れた男が戻ってくる。そのことがこの小さな村に大きな波紋を巻き起こす。中でも男の兄は、彼女の登場によって運命が大きく別れてしまう。
ロシア人と自国人、都市と田舎、ビジネスと犯罪、ソビエト崩壊後のカザフスタンの冷徹な現実を奇妙なユーモアで描いたこの作品は世界各国の映画祭で絶賛された。
監 督のセリック・アプリモフは、1960年生まれ。映画の舞台となった、アクスアットで生まれた。1979年に首都アルマアタの工業専門学校を卒業し兵役に ついた。兵役後、カザフ・フィルムの運転手となった。その後モスクワの国立映画大学に学び、セルゲイ・ソロヴイヨフに師事し1989年に卒業している。在 学中の短編「二人はバイクに乗った」(1986)で認められ、1989年の長編処女作「終点」では"カザフ・ヌーヴェルヴァーグ"と言われ、国際的にも注 目された。だが、それまでの国家予算から独立採算制への時代をむかえて映画製作は困難になり、続く1993年の「夢の中の夢」は未完に終わり、大統領広報 官としての役人生活をおくった。しかし、かつて在カザフ日本大使館駐在員でもあった「ラスト・ホリデー」[アミール・カラクーロフ監督](1996)のプ ロデューサーの佐野伸寿との出会いが、再び映画製作へと向かわせることになり、「アクスアット」が誕生した。

1998年ユーラシア国際映画祭審査員特別賞
1999年ナント3大陸国際映画祭=審査員特別賞、観客賞、主演男優賞
1999年第49回ベルリン国際映画祭パノラマ部門公式招待


(あらすじ)
カ ザフの小さな村アクスアット。ここにに住むアマンのもとに都会で暮らす弟のカナートが帰ってきた。カナートは、明らかにヨーロッパ系の顔立ちの女性、ジャ ンヌを連れていた。そのジャンヌは妊娠していた。カナートは都会で事業に失敗し、借金を抱え逃げ出してきたのだ。兄から借金しようとするカナートは、ジャ ンヌを担保だとしてアマンに預た。しばらくして、カナートは都会へ戻っていった。
ジャンヌは子供を生んだ。数ヶ月が過ぎたが、カナートは帰って来ない。ジャンヌと子供の世話をするアマンに対する村人たちの態度が険悪になっていく。結婚の約束をしていた長老の娘からも疑われ、職も失って、アマンの村での地位はなくなってしまう。
その一方で、アマンとジャンヌはしだいに親しくなっていった。
やがて、カナートが村に戻ってきたが、逮捕されてしまう。彼はジャンヌに許しを請うが、彼女に追い払われ、アマンと彼女の関係を知って逃亡する。
アマンはカナートを追う。二人は争い、アマンは傷ついてジャンヌのいる家にたどりついた。そこで、彼女はテレビに映し出される映画「ラストタンゴ・イン・パリ」を見ながら自分の人生は映画のようだとつぶやく。長い沈黙が続き、アマンは「両親のもとへ帰れ」と話す。
高速道路にバスが止まる。アマンとジャンヌが乗り込んだ…。


[原題]
「АКСУАТ」

[スタジオ/製作年]
カザフフィルム・日本合作映画 1998年製作

[スタッフ]
監督・脚本・製作:セリック・アプリモフ
製作:佐野伸寿
撮影:ボリス・トロシェフ
音楽:カズペック・ウスパーノフ
編集:デイナ・ベルスグーロバ
録音:アンーレイ・ウラズネフ
美術:サビト・クルマンベコフ

[キャスト]
アマン:サビト・クルマンベコフ
ジャンナ:イネツサ・ラディオノバ
ボス:ヌルジュマン・イフテインバ一二フ
警察署長:ムカンガリ・アブドラーエフ
カナート:エルジャン・アシム

[ジャンル]
長編劇映画

[サイズ]
35mm / カラー

[上映時間]
1時間35分


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