伏見ミリオン座へ、来週公開の「イリュージョニスト」の前売券を買いに行きました。珍しいことですが、ポストカードセットが付いているというので、つい。。帰りはゴッホ展に行くつもりでした。
ところが、「わたしを離さないで」がちょうど上映する時間で…。
これ、小説は読んだんだけど、まるで救いがないストーリーで。ベストセラーにまでなった名作には違いないけれど、とてもショッキングな内容なんです。
でも、レディースデイで千円だし、やっぱり観ておこうかなと。
小説は翻訳調な日本語に違和感を感じて、最後まで感情移入できなかったけど、映像を観て初めて登場人物の気持ちに添うことができました。あれだけの難解なストーリーが見事に描けたのは、映像もさることながら、俳優陣の力だと思います。
トミー役のアンドリュー・ガーフィールドにはビックリしました。だって、ついこの間観た「ソーシャル・ネットワーク」にも出ていましたから。
ざっくり言えば、臓器提供のためだけに育てられたクローン人間の物語です。彼らが「死」を「コンプリート」と表現するのは、そういう意味があるからですが、その言葉が発せられるたびになんと無機質な響きだろうと思いました。
彼らにとって、死に方を選ぶことは出来ないのです。でも、それって、考えてみたら、私たちだって同じじゃないだろうか。。
逆に考えれば、死に方は選べないけど、生き方は選べる。そうポジティブに考えたいですね。
次回観る予定の「イリュージョニスト」のチラシをゲット。
子どもの頃出会って以来、ずっと私の憧れであるフランスのコメディアン、ジャック・タチの遺作がアニメーション化されました。楽しみです。

